私たちは一人ひとり「個性」がありますが、クリエイターの誰もがクリエイティブに生きているわけではありません。
またクリエイター以外の方でも、「クリエイティブに生きる」ことを目指している方も多いかもしれないですよね。
そこで今回は、「クリエイティブに生きるために取り入れたい習慣」をご紹介します。
※情報は2020年4月4日時点のものです。
目次
1.定期的に「棚卸」をする
日々の生活に追われて余裕がなくなってしまうと、発想は産まれにくくなってしまいます。
また、せっかく発想が生まれたとしても、脳の回転が鈍って思考がうまくまとまらないことも。
定期的に棚卸をして、頭の中をスッキリとさせておきましょう。
気になることがあると、どうしても思考が止まってしまうものです。
棚卸をしてタスクの洗い出しをし、優先順位をつけて消化するのがおすすめです。
また、自分の棚卸をして客観的に自分を見つめなおせば、自分を見失ってしまうこともありません。
自分の棚卸をするメリット
毎日仕事で日報を書いている方も多いかもしれませんね。
けれどもプライベートのタスク管理は、頭の中で整理しているケースがほとんどだと思います。
プライベートに関しても、タスクや気持ちの振り返りをしましょう。
「この作業は苦手だ」とか「この作業は時間がかかる」ことってありますよね。
人間は誰もが万能な訳ではありません。
毎日の棚卸をして自分の特性を見極めることで、より適切な判断を取れるようになります。
例えば掃除に時間が掛かりすぎてしまうなら、外注するのもひとつの手です。
どんなことを振り返るのか
仕事の際のキャリアの振り返りと同様に、以下のポイントを振り返ってみましょう。
自分のスキルや強み
足りないことを数えるのではなく、ポジティブ評価で「良いこと」を集めてみましょう。
またネガティブな面であっても、見方を変えればポジティブになります。
例えば、「物事に集中しすぎてしまう」のは、言い換えれば「それだけ集中することができる」という強みでもあります。
そして大切なのは、自分のスキルや強みを定期的に見直して「どれだけ成長できたか」振り返ることです。
その際、成長につながったポイントも思い出してみると、今後のヒントを得ることができます。
苦手意識を感じたり時間が掛かったりすること
「苦手なこと」を避ける工夫をする方は多いですが、「時間がかかること」という視点も実は重要なポイントです。
クリエイティブでいるためには、自分の時間をしっかりと持つことが大切です。
買い物に掛かる時間が長いけれども、それがリフレッシュになるならOKですが、仕事が詰まっている際には1秒でも節約をしたいですよね。
定期的に棚卸をして対策を立てておくことで、「タスクが多い週はネットスーパーを利用する」とか、「忙しい日のためにおかずを冷凍しておく」といった時短をすることができます。
「忙しい時でも外せないもの」と「忙しい時は省きたいもの」を選別しておきましょう。
目標設定時の注意
「納期前なのにアイディアがでない」ことは珍しいことではありませんよね。
クリエイティブな仕事は、時間とクオリティとの調整が難しいケースも多くあります。
工数の見積もりが正確でないと、どんどん煮詰まってしまいます。
仕事にもプライベートにも必ず「余白」を作っておきましょう。
定期的な棚卸の際には、その余白を何に使ったか、どんな仕事にどれだけ時間がかかって、どんな思いをしたのかを見直しましょう。
それをしておくことで、より正確に工数を見積もることができるようになります。
2.挑戦を大切にする
失敗を恐れるあまり、挑戦をしなくなってしまうのは「クリエイティブな生き方」とは言えません。
クリエイティブに生きるためには挑戦を大切にし、どんどんトライしていくことが大切です。
「失敗を許容し、挑戦を評価する体制」が大切
挑戦を大切にする姿勢は、単にクリエイティブに生きるだけではなく、ビジネスシーンでの成功にも繋がる重要なポイントです。
組織では失敗を許容し、挑戦を評価する体制を構築しましょう。
特に注意したいのが「失敗を許す」ことです。
失敗をする度にしかられると、人はそれを隠すようになってしまいます。
初期ならリカバリーできた問題が放置されて、大きくなってしまった経験をお持ちの方も多いのでは。
クリエイティブに生きるためには、「クリエイティブを発揮する環境」の構築が必要不可欠です。
ミスは誰にでもあるものですし、挑戦に失敗はつきものです。
委縮しない環境に身を置き、のびのびと仕事に取り組んだり、そうした環境を整えることが、クリエイティブに生きるうえで重要なポイントと言えます。
失敗から学ぶ
成功の陰には多くの失敗がありますが、「失敗から学ぶ」こともまた重要なポイントのひとつです。
失敗をしてしまったら放置せずに原因と対策を考えましょう。
失敗から学び同じ失敗を繰り返さないことが大切です。
3.柔軟な姿勢を保つ
良いものをどんどん取り入れられる「柔軟な姿勢」を保つことで、より良いアイディアが産まれます。
ひとつのアイディアに固執せず、多角的な角度から検討してみましょう。
他人の評価を恐れない
誰だって、自分の思いやアイディアが否定されるのは嫌なものです。
けれども、他人の評価を受け入れ参考にすることで、ブラッシュアップしていくことができます。
ここで注意したいのが「判断を他人にゆだねない」ことです。
自分に軸を持つことは、クリエイティブに生きるための重要なポイントです。
こだわりを大切にする
「こだわりを大切にする」ことも重要です。
自分で自分の翼をもいでしまわないように、自分のこだわりを大切にしましょう。
さらに、相手がクリエイティブに生きることができるよう、「相手のこだわりを尊重する」こともまた、結果として自分のクリエイティビティを高めてくれます。
4.「心が動かされるもの」を大切にする
クリエイティブに生きるためには、興味があるものを大切にすることです。
道端に咲く綺麗な花、誰かが発した美しい言葉など、「心が動かされるもの」は日常にもたくさんあります。
こうした「心が動かされるもの」を集めることで、日常はより豊かな色彩を放ち、良い刺激を与えてくれます。
掃除をしっかりとする
クリエイティブな仕事に取り組んでいる方は、机が雑然としているイメージがありませんか?
色んなことを考え、発想に集中しているとどうしても掃除がおろそかになってしまいがちです。
けれども、クリエイティブな能力をいかんなく発揮するためには、「必要なものが揃っている」ことが大切です。
良いアイディアがひらめいた時、ペンと紙を探すところからスタートしなくて済むように、掃除をしっかりとしましょう。
また、掃除をしっかりとすることでスペースに余裕が生まれます。
「心が動かされるもの」に囲まれたクリエイティブな空間を実現するためにも、掃除は欠かせないポイントなのです。
身の回りの物を見直す
ペンひとつを取っても、こだわりをお持ちの方も多いと思います。
「使えれば何でも良い」とバラバラに購入するのではなく、収納や使い勝手、使う頻度も考えて身の回りの物を見直してみましょう。
気に入ったペンがあればどんどん試したくなってしまう方は、大きなペン立てや収納があると便利ですよね。
また、使用頻度が高いものはストックをしておくことが多いと思います。
スペースは限られているので、持ち物にも優先度をつけ、ストックの数や置き場所も考えて整理することが大切です。
5.「会話」を大切にする
クリエイティブを孤独な仕事にしてしまうのは、結果として自分の幅を狭めてしまう可能性があります。
他人との会話の中でインスピレーションが沸くことも多いものです。
コミュニケーションを重視し、会話を大切にしましょう。
人との関わりの中からアイディアが産まれることは珍しくありません。
フリーランスで独りの作業が多い方は、コアワーキングスペースなどの「場」に出たり、交流会に参加するのも良いかもしれません。
インターネット上には、クリエイティブな仕事をしている方のコミュニティも沢山あります。
興味を持った方と接点を持ち、定期的にコミュニケーションを取ることもまた、クリエイティブな刺激を受けるうえで大切なポイントと言えます。
クリエイティブに生きるために取り入れたい5つの習慣 まとめ
クリエイティブに生きるためには、「クリエイティブの力を発揮することができる環境」を整えることが大切なポイントです。
自分の能力を最大限に生かすためにも、毎日の生活を見直し環境を整えてみてはいかがでしょうか。
「自分を大切にするだけではなく相手を尊重すること」を心がけ、クリエイティブな生き方を実践してみましょう。