新しいクリエイターやクライアントと出会うことができるビジネスマッチングサービス。
デザインのコト。では、シリーズで多彩なクリエイターマッチングサービスをご紹介しています。
今回は、個人で活躍中のクリエイターと出会える総合サービスをご紹介します。
フリーランスとして活動しているクリエイターの方や、フリーランスのクリエイターをお探しの方はぜひご一読ください!
※情報は2020年2月29日時点のものです。


目次
世界初エンタメマッチングプラットフォーム「VacancyCreators(ベーカンシークリエイターズ)」
株式会社サファイアートが運営している、世界初エンタメマッチングプラットフォームです。
2019年にサービスがスタートしました。
ビジネスアカウントを作成することで、クリエイターの検索やポートフォリオの閲覧だけではなくメッセージの送受信が可能になります。
ポートフォリオは「公開」「非公開」を選択することができ、登録企業のみが閲覧できる設定も。
守秘義務に配慮しつつ実績をアピールしたい方にピッタリです。
3DCG暮らしさんの「登録してみた VacancyCreators!~クリエイターのためのマッチングサービス~」によると、クリエイターの登録料は無料ですが、クライアント企業には費用が掛かるようです。
※公式サイトには明確な記載がなかったので、運営元に取材をしている記事を参考にさせていただきました。
コンテストやキャンペーンを積極的に実施しており、クリエイティブな作品の場をお探しの方や新しいクリエイターをお探しの方にお勧めです。
マルチな活動をしているクリエイターと出会える「CLOUDCASTING」
BIJIN&Co.株式会社が運営しているキャスティングサービスです。
撮影や制作そしてマーケティングまで、多彩な仕事の受発注を行うことができます。
現在の登録キャスト数は17,649人です。
クライアント・キャスト共に登録は無料で、報酬額に応じたシステム利用料が掛かります。
募集によるオファーだけではなく、指名オファーを行うことも可能です。
キャストジャンルは、モデルだけではなく講師やビジネス・金融など多岐にわたっています。
WEBコンテンツ制作やマーケティング、イベント開催時の司会やパフォーマー探しにも役立ちます。
検索
フリーワードによる検索の後、年齢や性別などで絞り込みを行うことができます。
例えば「クリエイター」で検索を行うと、本業がデザイナーのモデルやアーティスト、そしてライターなど、多彩なキャストが一覧で表示されます。
個別ページには簡単なプロフィールが掲載されており、無料登録してログインすると、仕事を依頼することができます。
マルチな活動をしている方が数多く登録しており、多彩な魅力を持つクリエイターをお探しの方にピッタリです。
居住地も登録されているので、事業所に近いエリアで活躍中のクリエイターに出会いたい方にもお勧めです。
日本最大級のフリーランスコミュニティ「FreelanceNow」
案件相談を行うと、登録している3,000人以上のフリーランスと無償ですぐにマッチングサービスを受けることができます。
企業もフリーランスも完全無償で利用することができるセルフサービスコミュニティです。
フリーランスの構成は、エンジニア・デザイナー・コンサルタントが2割、ライター・マーケター・ディレクター・特質系が1割。
多彩なジャンルのフリーランスが登録しています。
FreelanceNowポートフォリオリスト
グーグルスプレッドシートで「FreelanceNowポートフォリオリスト」が公開されています。
FacebookアカウントやHP、そして簡単なプロフィールが紹介されているので、登録を迷っている方はまずはこちらをご覧ください。
クリエイターユニットを月額制で確保「xWORKS Job Style Search (JSS)」
デジタルハリウッド株式会社が運営している、デジタルハリウッドの在校生・卒業生を対象としたマッチングサポートサービスです。
フリーランスのクリエイターを直接雇用することなく、月額制で業務の依頼をすることができます。
制作リソースを安定して確保したい方にピッタリです。
9万人のネットワークからクリエイターを募集し選定することができます。
対応分野は、グラフィックデザインやWebデザイン、CGにプログラミング、そして動画などです。
専任のスタッフが業務の具現化を手伝ってくれるので、外注経験がない方や不安をお持ちの方でも安心して利用することができます。
ランサーユニット制度
契約した企業専用の1~5人のフリーランスクリエイターユニットを確保。
いつでもユニット内のクリエイターへ案件を発注することができます。
3ヶ月に一度、想定案件の見直しとユニットのリフレッシュを実施。
クリエイター側は参画の機会が増え、クライアント企業はより適正なクリエイターをキープすることが可能です。
料金プランは月々80,000円(税別)と記載されていますが、クリエイター1名~5名のユニットという以外詳細は不明です。
上記料金には、フリーランス管理ツール「pasture」の月額料が含まれているので、コミュニケーションはpastureで行うのを基本としているようです。
クリエイター登録はデジタルハリウッドの在校生もしくは卒業生に限られているので、残念ながら該当しないクリエイターの方は登録することができません。
参考:PRTIMES「事前に選定したフリーランスのクリエイターへ常にお仕事依頼ができる新サービス【ランサーユニット】2020年1月より開始|デジタルハリウッド」
AIによるビジネスマッチングアプリ「yenta」
組織やジャンルの枠を超えたAIによるビジネスマッチングアプリです。
累計マッチング数は2,861,595。
毎日10人のおすすめ相手に対して「興味あり」「興味なし」のアクションを取ることで、夜にマッチング結果が届きます。
マッチングしたらメッセージのやり取りが可能になります。
有料プランでは、毎日選出される10人を条件で絞り込める「フィルタ機能」を搭載。
クリエイターのみをお探しの方は有料プランの方が精度が高いです。
緩やかな情報交換から協働まで、yenta発の繋がりは広がり続けています。
固定観念を取り払って、新しい出会いを求めてみるのも良いかもしれません。
タイムチケット
株式会社タイムチケットが運営している「時間を売る」マッチングサービスです。
会員数は180,000人で、多彩な30分単位でホスト(販売者)の時間を購入することができます。
お手伝いや軽作業などの誰でもできる内容だけではなく、写真撮影やサイト制作/Webデザインなど、クリエイティブな業務を行うホストも見つかります。
ゲスト(購入者)が購入したい場合でも、ホストの承認がなければチケットが販売されることはありません。
個人間の取引なので、急な依頼やスポットの仕事であっても、引き受けてくれるホストが見つかる可能性もあります。
カテゴリーやエリア、フリーワードによる検索に対応しており、個別ページにはプロフィールの他、レビューや発売中のチケットが表示されます。
タイムチケットはその性質上、1対1で対面での作業や仕事が多いです。
ゲストとして利用する場合には、トラブルを避けるために「本人資料提出」などの項目をチェックするのがおすすめです。
ホストとして利用する場合には、「初対面の場合には喫茶店など人が多い場所を利用する」などの自衛手段を取りましょう。
おわりに今こそ知っておきたいクリエイターマッチングサービスまとめ〜 フリーランスクリエイター ~ まとめ
フリーランスクリエイターとして活躍中の方や、フリーランスクリエイターをお探しの方にピッタリなクリエイターマッチングサービスをご紹介しました。
ビジネスに特化したものから緩いつながりでスタートするものまで、多彩なサービスがありますのでニーズに応じて使い分けてみてください。
既存のビジネスマッチングでうまくいかなかった方は、サポートサービスや緩いつながりからスタートできるサービスを活用してみてはいかがでしょうか。
他にもマッチングサービスはたくさんあります。
デザインのコト。では今後もシリーズでお伝えしていく予定です。
新しい出会いをお探しの方は、ぜひ今後のシリーズもチェックしてくださいね。
素敵な出会いがあるかもしれません。