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どんなタイプがある?カフェのインテリアデザイン

カフェの内装を決める際は、店のテイストや客層に合ったデザインを目指すのが基本です。

とはいえ、初めて内装を決める際は「どんな風にインテリアを決めたらいいのか」「どんな内装デザインがお客様に好まれやすいのか」などがわからず、困ってしまうこともありますよね。

今回は、カフェの内装を整えるにあたって知っておきたいポイントや、カフェの内装(インテリア)デザインのパターンについてご紹介しましょう。

カフェの内装づくりの参考になれば幸いです。

カフェの内装を作る際に気をつけたいこと

カフェの内装を決める前に、まず「お客様にどんな世界観を提供したいのか」「うちのお客様はどんな内装を喜んでくれそうなのか」をじっくり考えることをおすすめします。

たとえばカフェの客層が「商談の合間にほっと一息付きに来る、疲れたビジネスパーソン」なら…?

ビジネスホテルの一室のような「プライベートルームというほどではないけど、一旦落ち着けるパーソナルな空間」や、「体の疲れを取ってくれる座り心地のよいソファのあるお店」に惹かれるのでは…とイメージすることができますよね。

また、SNS好きの若い女性であれば、アンティーク調の可愛いインテリアや、他ではあまり見られないデザインのメニューブックなど、「これ新しい!」「好み!」と思ってもらえるアイテムを多く配置する内装デザインもおすすめです。

お客様はカフェやレストランに入る時、食事の味はもちろんのことですが、「店側の居心地のよさ」「非日常感」も、同様に重視しています。

食事をしたりコーヒーを飲んだりするだけなら、自宅でもできますよね。

それでもあえて外へ出かけていくのは、それぞれの飲食店が持つ個性や雰囲気を好んでいるからです。

店のターゲット層のお客様がどんなインテリアや雰囲気を好まれるのか把握しかねる場合は、まず色々な競合店に足を運んでみて、それぞれの客層やニーズをチェックしてみるとよいでしょう。

カフェの内装デザインパターン例①ナチュラル系のお店

では次に、カフェの内装デザインのパターン例を見ていきましょう。

まずはオーガニックカフェなどにぴったりの「ナチュラル系」デザインから。

ナチュラル系のカフェは、自然を感じられる小物や家具を多めに使って「自然派」の世界観を出すのがおすすめです。

たとえば床は木目調のフローリング、壁にもレンガやタイル、木材といった「自然の石や木々を連想できるもの」を取り入れ、どこに視線をやっても優しい印象を与える内観を目指します。

また、生花を飾ったり、吊り下げタイプの鉢植えを飾り付けたりなど、本物のみずみずしい植物を配置するのもおすすめです。

ここからもし「メルヘンなイメージに寄せたい」場合は、海外の絵本や動物のぬいぐるみなどを置いて愛らしさを演出。

「おとりさまの女性でも来店しやすい隠れ家風」に寄せたい場合は、観葉植物を用いて席と席の間を区切ったりなど、気兼ねなく滞在しやすい空間づくりを目指すとよいでしょう。

カフェの内装デザインパターン例②スケルトン系のお店

スケルトン系とは、文字どおり「天井や壁がむきだしのままになっている内装」のことです。

本来ならスケルトン物件にフローリングやクロスなどを貼り、内装を仕上げていくのが一般的です。

スケルトン系では打ちっぱなしのコンクリートや配管、設備類をあえて露出させて、内装のデザインの一部として活用します。

スケルトン系のカフェの内装デザインでは、配管やダクト、天井といった、一見乱雑に見えてしまうオブジェクトを一色で塗りつぶす手法が主流です。

「よく見ると配管やダクト、天井の模様が見えるけど、ぱっと見ただけだと一枚の板に思える」

このように、ぐちゃぐちゃに感じやすいオブジェを色でまとめたうえで、照明を落としたりなどの工夫をすることで、材料費をおさえつつおしゃれな内装に仕上げることができます。

スケルトン系カフェは空調などのコストがかさむことも

スケルトン系は天井の内装材をカットしてしまうケースが多いので、場合によっては空調が効きにくくなってしまうことがあります。

また、スケルトン物件によっては電気や水道といったインフラまで撤去されていることもあるため、飲食店の開業に際して多めにコストがかかってしまう場合もあります。

開業に際しての予算はもちろんのこと、ランニングコストも考慮したうえで物件や内装を決めるようにしましょう。

カフェの内装デザインパターン例③アンティーク系(レトロ系)のお店

アンティーク系(レトロ系)のカフェデザインにしたい場合は、まず「どんな時代のレトロさを演出するのか」を決めるのがポイントになります。

アンティーク雑貨や、ヴィンテージバイク、洋服や本…時代を経たアイテムは世の中にたくさんありますよね。

それらのアイテムを使って、どんな内装を作るのか?

ひとつの時代のヴィンテージ物を集めて当時の世界観を演出するのか?

または、いろいろなレトロアイテムを使って、オリジナルのインテリア空間を作るのか?

アプローチの仕方によって「ある時代を切り取ったセットのようなカフェ」や、「独特の世界観があるレトロカフェ」など、異なるテイストの内装を作ることができます。

セピアカラーやブラウンなど、「レトロ」向けのカラーリングをベースにしながら、自分だけのアンティークカフェを作ってみてください。

カフェの内装をデザインするにあたって気をつけたい点

カフェの内装をデザインする際は、見た目の魅力について考えるとともに、「お客様が歩きやすい店内かどうか」をチェックしましょう。

動線を考える

まず「動線の確保」については、お客様はもちろん、店のスタッフが安全に働くためにも重視しておきたいポイントです。

たとえばインテリアを多く配置すると、通路が狭くなってしまいやすく、最悪お客様同士やスタッフがぶつかるなどの事故に繋がる場合があります。

また、スタッフが回遊しにくい動線になっていると、注文を取りに行ったり配膳したりする際の効率が落ちやすいだけでなく、清掃業務なども滞ってしまいがち。

暗がりにある小さな段差や、すべりやすい材質で作られた床も、お客様の安全を脅かす障害になりやすいです。

動線と「店内の歩きやすさ」についてしっかり考えたうえで、内装のデザインを考えたいですね。

空調は「ちょうどよく」

カフェに限らず、飲食店の空調は「ちょうどよい室温」が基本。

暖かすぎたり寒すぎたりする店内は、お客様に不快な印象を与えるだけでなく、健康を損ねてしまう恐れがあります。

また、上背があるインテリアを多く置くことで、「室内の中でも特に寒い、または暑い場所が生まれてしまう」ことも。

すべての席にきちんと空調の風が行き渡るよう考えながら、インテリアの配置を考えていきましょう。

どんなタイプがある?カフェのインテリアデザイン まとめ

今回は、カフェの内装を整えるにあたって知っておきたいポイントや、カフェの内装(インテリア)デザインのパターンについてご紹介しました。

カフェの内装にこだわることでSNSでの拡散や、顧客の定着化も期待できます。

上記を参考に、カフェのコンセプトにぴったりの内装をデザインしてみてくださいね。