在宅勤務を導入する企業が増えている中、自宅で料理を作って食べる自炊派が増えています。
料理を作るうえで、食材も必要ですが、それらを調理するキッチングッズも必要です。
しかし、あれもこれもと買い過ぎて、キッチングッズがあふれかえっていた…なんていうことはありませんか?
今回は1つで何通りにも使える、オシャレなデザインのキッチングッズをご紹介しましょう。
目次
キッチンはモノがあふれがち
キッチンを見渡してみてください。
買ったけど使っていないキッチングッズはどれほどあるでしょうか。
ホームセンターや100円ショップを訪れるたび、これも必要かもと理由付けをして買ってしまうのがキッチングッズ。
また、テレビの通販番組などで手際よく料理を作っているのを見ていたら、思わず欲しくなり買ってしまったという方も多いのではないでしょうか。
調理家電よりも安く、そして小さいものであれば置く場所もとらないキッチングッズ。
料理好きな人でなくても思わず買ってしまう魔力があるのかもしれません。
そうしているうちに、キッチンには、”いつかは使うだろう”キッチングッズがあふれかえってしまうのです。
実は男性の方がグッズ好き?
料理を作ることについて、男性と女性では考え方が異なるといわれています。
料理作りは女性の義務だという、ふた昔前の考え方が、未だに男女ともに根強く残っているからです。
一人暮らしならともかく、結婚したら女性は料理を作るもの、という考え方を心の奥底で持ってはいませんか?
そのような考えから、女性にとって料理は仕事だと思う傾向にあるようです。
会社の帰りの電車の中で夕飯の献立を考え、家に帰るといかに効率よく短い時間で料理を作るか計画を立てているのではないでしょうか。
キッチングッズも、女性にとってはいかに手間をかけないでできるか、いかに時短になるかを重視して選んでいるのかもしれません。
反対に男性の場合は、料理作りは仕事だとは思っていません。
生活のために必要なこととは思わず、ストレス解消や趣味と思っている方が多いようです
そのため、形から入るという方も多いのだとか。
これを作ると決めたからには、食材にもキッチングッズにもこだわり抜く男性、周りにいませんか?
パスタを作るならパスタ鍋、中華料理を作るなら中華鍋、リンゴを8つに切るならリンゴカッター…と、こだわりが半端ない方も多いようです。
デパートの実演販売で便利グッズを紹介しているまわりに、釘付けとなっている男性が多いことも、グッズへのこだわりゆえの行動なのかもしれません。
キッチンこそ断捨離しよう
整理収納アドバイザーによる収納術や、ミニマリストによるシンプルな暮らしなど、「断捨離」をテーマとした本や雑誌が飛ぶように売れ、テレビ番組でも毎週のように取り上げられています。
それほど、モノを捨てられない人が多いということです。
家の中がモノであふれているという方もいるとは思いますが、まずはキッチンから整理してみてはいかがでしょうか。
壊れているものや、数が多すぎるもの、そしてなくても困らないものは、この際いさぎよく捨ててしまいましょう。
使い心地が良いものや、それを使うことでモチベーションが上がるものを残すのがポイントです。
最大公約数の機能で十分!マルチに使えるデザインとは
新入学や新社会人と新生活が始まる4月。
引っ越しを機に新しいキッチングッズを揃えようと思っている方も多いはずです。
もしゼロから揃えようと思っているのであれば、1つで何通りにも使うことができるキッチングッズを選ぶのをおすすめします。
なぜなら、キッチングッズの数を最小限とすることで、購入費用を抑えられるだけではなく、収納スペースも洗い物も少なくて済むからです。
必要最低限のキッチングッズがあれば、いつでもスッキリとしたキッチンを保つことができます。
キッチンにモノがあふれなければ、より楽しく料理作りを行うことができるのではないでしょうか。
最低限必要な機能
必要最低限のキッチングッズとは何でしょうか。
料理を作るために必要な機能と、その機能を持つキッチングッズを以下に挙げてみました。
- 切る:包丁、ピーラー、スライサー
- つかむ:菜箸、トング
- 混ぜる:菜箸、スパチュラ、泡だて器
- すくう:お玉
- 返す:菜箸、フライ返し
- 測る:大さじ、小さじ、計量カップ
- 焼く(煮る):フライパン、片手鍋、やかん
- 食材を置く(入れる):まな板、ボウル、ザル
菜箸は1つで「つかむ」「混ぜる」「返す」と3つの機能を持っています。
しかし、菜箸の先は細く、力が先端にかかるため、型崩れしない小さな食材に適しています。
しかし、崩れやすい食材や滑りやすい食材には適していません。
それらを解消するのが、先端が大きめに設計されているトング。
例えば、菜箸とトングの機能を併せ持つキッチングッズがあれば、どのような食材でも「つかむ」「混ぜる」「返す」ことができるようになります。
機能を充実させるには、使いやすさを考えたデザインも必要です。
消費者が思うキッチングッズの弱みを反対に強みに変えるデザインが求められているのです。
マルチ&オシャレデザインのキッチングッズをご紹介
キッチングッズの弱みを強みに変えたキッチングッズの中から、マルチでデザインがオシャレなキッチングッズをご紹介しましょう。
どれをとっても「こんなキッチングッズを待ってました!」と思わず納得してしまうと思います。
フライパンジュウ&ハンドルセット
「作る」と「食べる」が一緒になった鉄製のフライパン。
木製のハンドルが着脱できるため、お皿としても使うことができます。
料理を作ってすぐに食卓に出すことができるので、アツアツの料理をそのまま味わうことができます。
フライパンとお皿が一つになったことで、洗い物が減らせるだけではなく、お手入れも簡単なので、キャンプ用品として使う方も多いそうです。
ToMay dolce マルチポット
画像引用元:和平フレイズ公式オンラインストア
コロンとした形が愛らしいマルチポット。
単なる片手鍋ではなく、ボウルやケトル、そして炊飯器の要素も兼ね備えています。
「煮る」「炒める」「茹でる」「沸かす」「揚げる」「和える」「炊く」の7つの機能が1つになりました。
このマルチポットのハンドルの形が独特だとは思いませんか?
深型の鍋であるがゆえ、お湯や油で重かったとしても、持ちやすいように設計されたこのハンドルはデザイン性だけではなく、機能性も考えられています。
パクハグパスタトング
画像引用元:『ののじ』公式サイト
崩れやすい食材でも優しくしっかりつかむことのできるワイヤー状のパスタトング。
この「パクハグ」というネーミングは、パクっと両手でハグをするように優しくつかんで離さないことから付けられました。
ワイヤーが立体的で半円を描く形状になっていることから、トングとしてだけではなく、湯切りや油切りに、また泡だて器やスパチュラの代わりとしての機能もあります。
まるで両手で何かを包み込むデザインが、マルチな機能を生み出していると言えるでしょう。
ワンクリック菜箸
画像引用元:オークス株式会社
菜箸とトングが一体となり、片手でロック&解除ができる「ワンクリック菜箸」。
菜箸のように1本1本がバラバラにならず、調理中に調理台の上にそのまま置いても先端が下につかない仕様となっているので、調理台も菜箸も汚しません。
また、菜箸の先端にギザギザがあることによって、「ほぐす」機能だけではなく、トングのように「つかむ」ことも可能です。
小さな食材を盛り付ける時など繊細な作業には最適なキッチングッズです。
bin 8
これがなくても料理はできますが、もしあったら便利だなと思うグッズが1つになった「bin 8」。
「漏斗」「レモン搾り」「薬味おろし」「タマゴ潰し」「チーズおろし」「キャップオープナー」「黄身取り」「計量カップ」の8つの機能が、カラフルな瓶へと変身。
これらの機能を使う頻度は少ないかもしれません。
しかし、カラフルでオシャレなデザインなので、使わない時には花瓶としても使うことができるのではないでしょうか。
1つで3役?オシャレで便利なキッチングッズのデザイン まとめ
巷には多くのキッチングッズがあふれています。
その中でもマルチでオシャレで便利なキッチングッズを持っているだけで、料理を作るモチベーションが上がることでしょう。
キッチングッズだけではなく、販促品などを企画する時にはマルチな機能でオシャレなデザインのものを検討してみてはいかがでしょうか。