デザイン依頼

ロゴの依頼方法5つ紹介、それぞれのメリット・デメリットを比較

ロゴマーク作成の依頼方法5パターン

会社を設立したときや新しくお店をオープンするときなど、ロゴが必要になることってありますよね。

ロゴは会社・お店の顔のようなもので、ロゴがあるだけで覚えてもらいやすく集客に繋がります。

でも自分では作れないし、どこで頼めば良いか分からない…。

今回はそんな人のために、ロゴを頼む方法を5つ紹介します。

また、それぞれのメリット・デメリットを

  • 価格
  • デザインの質
  • 制作期間

で比較しましたので、自分に合ったロゴの頼み方を見つけられると思います。

初めにお伝えすると、ロゴの頼み方は主に以下の5つです。

  1. クラウドソーシングで募集する
  2. オンラインマーケットでデザイナーに依頼する
  3. ストック販売サイトで気に入ったロゴを購入する
  4. デザイン事務所・制作会社に依頼する
  5. 個人で仕事を受注しているデザイナーに依頼する

では、それぞれ詳しく説明します。

①クラウドソーシングで募集する

クラウドソーシングとは、インターネット上で企業が不特定多数の外部の人々に業務を発注し、契約が成立するという業務形態のこと。

最近では、WEB上で業務契約が行われます。

クラウドソーシングを仲介するサイト(クラウドワークスランサーズ等)があり、その仲介サイトを通じて仕事を発注・受注する人がほとんどです。

発注者・受注者には

発注者(企業):人材の採用をしなくても社外で労働力を確保でき、必要がある時にだけ業務の外注が可能。

受注者:自分の得意なスキル・知識に合わせて、場所にとらわれることなく(在宅でも)働くことができる。

というメリットがあります。

主な仕事は、初心者でもできるものからプロフェッショナルが求められる仕事まで多くありり、具体的にはライティング・WEBサイト制作・ロゴデザインなどです。

時給ではなく、制作物によって単価が決まる仕事もあるので、会社員の副業やフリーランスの仕事受注先としてクラウドソーシングを利用することが多いです。

引用:クラウドソーシングとは?在宅で月5万稼ぐために重要なことを解説

 

クラウドワークス・ランサーズ等の仲介サイトを利用した場合、契約〜支払いまでの流れは以下の図のようになります。

 

「クラウドソーシングで募集する」のメリット・デメリット

クラウドソーシングでできる仕事依頼の形式は、

  • タスク形式(単純作業の依頼に最適)
  • プロジェクト形式(お互いに相談しつつ進める仕事に最適)
  • コンペ形式(多数の提案の中から比較したい仕事に最適)

の3種類があります。

ロゴデザインの場合、

  1. プロジェクト形式でデザイナーを決定しそのデザイナーとロゴを作る
  2.  コンペ形式でロゴデザインを募集しそのデザイン案の中から選ぶ

この2つどちらかのパターンで依頼するのが最適です。

それぞれの以下のようなメリット・デメリットがあります。

【メリット】

①プロジェクト形式

  • 自分の意見や要望を伝えることができ、それを踏まえてデザインしてもらうことが可能

 

②コンペ形式

  • 応募された多くのロゴデザインの中から、気に入ったロゴを選ぶ事ができる
  • 提示した金額以上かかることはほぼない

【デメリット】

①プロジェクト形式

  • 制作期間が長くなる場合がある
  • 仕事依頼の際に金額の目安を記載することはできるが、デザイナーによっては追加で費用がかかる場合もある

 

②コンペ形式

  • 応募はどんな人でも可能なため、応募されたデザインの中に気に入るデザインが必ずしもあるわけではない
  • 不特定多数の人に向けた仕事依頼なため、提示金額を高くすれば良いデザイナーが見つかるということでもない
  • 提示金額が安すぎれば良いデザインは応募されない

※デザインの質…クラウドソーシングでは、良いデザイナーに出会えるかどうか分からない部分が大きいので△にしました。

 

②オンラインマーケットでデザイナーに依頼する

オンラインマーケットとは、得意なスキルを売り買いできるサイトのことです。

主なサイトの1つに、ココナラがあります。

ココナラでは、デザイン・イラスト・動画などのスキルを持っている人が自分のスキル販売ページを作っているので、依頼者はそのページからスキルを購入できます。

ロゴデザインで依頼する場合は、以下のことに注意して依頼を決めると良いでしょう。

  • 自分のイメージと合う制作物を載せている
  • デザインと金額が見合っているか
  • 追加費用はあるか(ある場合は何にかかるのかを確認する)
  • 評価の高さ(過去に購入した人の評価を確認する)

それでも依頼に迷うときや、疑問点がある場合は、ダイレクトメッセージで聞いておくのがおすすめです。

特に制作期間については、デザイナーのスケジュール次第なので事前に聞いておくとスムーズに進めることができます。

ダイレクトメッセージはスキルを購入しなくても送ることができるので安心ですね。

 

「オンラインマーケットでデザイナーに依頼する」 メリット・デメリット

【メリット】

  • 幅広い中からデザイナーを選べる
  • 購入前に金額が明記されており、追加費用がかかる場合も事前に知れる
  • ダイレクトメッセージで購入前に質問できる

【デメリット】

  • デザイナーを選ぶ時間がかかる
  • 制作期間はデザイナーによって変わる
  • 誰でも販売できるので、デザイン初心者の人も多くいる

※デザインの質…低価格からサービスを出品できるので、デザインの質の幅は大きい印象です。

③ストック販売サイトで気に入ったロゴを購入する

ロゴをストック販売しているサイトがあります。

主なサイトは、ロゴマーケットです。

この画面では、プロのデザイナーが作った様々なロゴを見ることができます。

この中から気に入ったロゴがあれば購入し、ロゴマークをそのまま使用することも、デザイナーに修正をお願いすることも可能です。

すでにデザインが完成されているロゴをすぐに使用することができるので、制作期間が短くて済むのがおすすめポイント。

ただ修正に関しては、回数無制限回数制限あり(○回までの修正はOK)、もしくは追加料金がかかるサイトもあります。

サイトによって異なるので、しっかり確認することが大切です。

ちなみにロゴマーケットは、修正回数無制限ですよ。

また、価格も明記されているので、予算に見合ったデザインを探すことも可能です。

ロゴを選ぶ上で難しいことは、どんなロゴが良いかイメージがないと選べない点

自分で「こんなロゴにしたい!」と明確なイメージがあればそのロゴに近いデザインを選べますが、そのイメージが全く無いとどれが良いのか分からないからです。

そういう方は、デザイナーに1からデザインを依頼するほうが良いでしょう。

しかし、ロゴをストック販売しているサイトでは、デザイナーに直接依頼ができる(オーダーメイド)サービスもやっていることが多いので、そこからデザイナーを探すこともできますよ。

 

「ストック販売サイトで気に入ったロゴを購入する」メリット・デメリット

【メリット】

  • すでにロゴが完成されているため、制作期間が短くて済む
  • 価格が明記されている
  • 修正無制限のサイトもある
  • デザイナーを厳選している

【デメリット】

  • ロゴ数が多いので、選ぶ時間がかかる
  • どんなロゴにしたいかイメージがないと選びづらい

※デザインの質…厳選されたデザイナーがロゴを制作しているので、安定した質のデザインを提供している印象です。

※制作期間…ストック販売サイトでは、完成されたロゴをすぐに購入することができるので制作期間はなしにしました。

 

④デザイン事務所・制作会社に依頼する

デザイン事務所・制作会社には多くの実績があるので、質を重視したい人に向いています。

制作期間もじっくり取ってくれる会社が多いのが特徴的。

その分、依頼内容によって価格・制作期間が異なるので、それらを明記していない会社が多く、そのため見積もりをとってもらう必要があります。

また、実績がある安心感・じっくりと向き合いながらデザインしてくれる特徴があるので、これまで紹介した①〜③の依頼方法よりも費用が多くかかる可能性が高いです。

知っているデザイン事務所・制作会社がない場合は、地域別Webデザインリンク集 4db で探すのがおすすめです。

 

「デザイン事務所・制作会社に依頼する」メリット・デメリット

【メリット】

  • 高い実績があるので信頼感・安心感がある
  • 時間をかけてじっくりと向き合ってくれる
  • 質の高いデザイン

【デメリット】

  • 価格を明記していない会社が多いため、見積もりをとってもらう必要がある

 

⑤個人で仕事を受注しているデザイナーに依頼する

個人で仕事を受けている、つまりフリーランスのデザイナーのことです。

④のデザイン事務所と似ていますが、デザイン事務所と違って知り合いのフリーデザイナーでなければ探すのが難しいでしょう。

しかし、フリーランスでも素晴らしいデザイナーはたくさんいます。

SNS(Twitter・Facebook)ブログ・ポートフォリオで発信している人が多いので、その辺りをチェックするのがおすすめです。

価格・制作期間については、明記している人もいればしていない人もいます。

その個人によって進め方も異なるので、事前に制作の流れなどを聞いておくと良いです。

フリーランスの特徴は、無駄な契約書が必要ない・契約までに期間を要さない(会社の場合決定権がある or ないで契約までに時間がかかる場合があります。)ということが挙げられます。

 

「個人で仕事を受注しているデザイナーに依頼する」メリット・デメリット

【メリット】

  • 無駄な契約書がない
  • 契約までがスムーズ
  • 仕事の融通が効く場合がある

【デメリット】

  • 事前に知っていないと、出会うまでに時間がかかる

※デザインの質…デザインを受注しているフリーランスには、初心者〜プロフェッショナルな人など幅広くいるので、質の幅は大きいです。

 

ロゴを頼む方法5つと、それぞれのメリット・デメリットを比較 まとめ

今回はロゴ依頼方法を5つ紹介しました。

  1. クラウドソーシングで募集する
  2. オンラインマーケットでデザイナーに依頼する
  3. ストック販売サイトで気に入ったロゴを購入する
  4. デザイン事務所・制作会社に依頼する
  5. 個人で仕事を受注しているデザイナーに依頼する

自分に合った方法で依頼してみてくださいね。

最後に、5つの方法のメリットを比較した表を載せますので、参考にしてみてください。

※比較表の価格・制作期間は目安です。仕事内容や受注者によって異なりますので、事前に確認することをおすすめします。