デザインを依頼した経験はありますか?
中にはこれから依頼したいと思っている方もいらっしゃるかと思います。
- デザイナーにデザインをお願いしたいけれど、依頼文にどんなことを書けば良いのかわからない。
- 事前に伝えるべき情報を知っておき、スムーズなやり取りをしたい。
初めてであれば、このようなことを思ったはず。
そんなお悩みをお持ちのあなたでも、下記9つの項目を押さえて書けば、抜けや漏れのない依頼文を書くことが可能です。
- 会社・団体(個人)の活動内容
- デザインを作る目的
- デザインのターゲット
- 参考デザイン・ラフなど
- デザインに入れる素材のデータ
- メインカラー
- 納期
- 予算
- 納品形態
それでは、1つずつ見ていきましょう。
目次
①会社・団体(個人)の活動内容
まずは、自分の会社・または自分自身が「どんなことをしているのか」を相手に説明する必要があります。
自己紹介と同じ要領ですね。
会社の業務内容や個人の活動内容をデザイナーに伝えましょう。
②デザインを作る目的
続いて、デザインを作る目的・依頼をした理由を述べていきます。
例えば、「新しいサービスをリリースするためにWEBサイトを立ち上げたい」というようなことです。
③デザインのターゲット
「どんな人がターゲットなのか」も明確にする必要があります。
このような時に「ペルソナを意識すると良い」と聞いたことはありませんでしょうか。
ターゲットをより具体的にした、1人の架空の人物(ペルソナ)に当てはめて考えることで、依頼する側とデザイナー側での食い違いを減らすことも出来ますよ。
④参考デザイン・ラフなど
「こういうイメージで作りたい」という参考デザインになるものやラフ画があれば、それも添付しましょう。
ラフでも、ないよりはある方がデザイナー側も制作しやすくなります。
⑤デザインに入れる素材のデータ
デザインに入れる素材のデータがあれば添付します。
ロゴを入れる場合は、元データがあるかも確認しましょう。
素材のデータ形式について詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。
⑥メインカラー
既にメインカラーが決まっていれば、それも伝えておきましょう。
Color Huntなどのサイトを見て、好きな色や色の組み合わせを見てイメージを膨らませておくことも大切ですよ。
⑦納期
日程を決定し、納期に遅れないかどうか必ず確認を取るようにしてください。
また納入期限が短い場合は、特急料金が加算されるかもしれません。
そちらの確認も事前に済ませ、あとで揉めることのないようにしましょう。
⑧予算
デザイナー側が事前に金額提示していない場合は、予算も併せて提示する必要があります。
⑨納品形態
最後は、納品形態についてです。
印刷物の場合であれば、印刷まで依頼するのかどうか。
また、印刷は自分でやるためデータだけ欲しいのかどうかを伝えておきましょう。
元データを渡して欲しい場合、デザイナーによっては別途料金がかかる可能性があるため事前に伝えておくと親切ですね。
デザイン依頼時のメールの書き方 まとめ
今回は、デザインの依頼文に外してはいけない9つのポイントを説明いたしました。
- 会社・団体(個人)の活動内容
- デザインを作る目的
- デザインのターゲット
- 参考デザイン・ラフなど
- デザインに入れる素材のデータ
- メインカラー
- 納期
- 予算
- 納品形態
この9つは最低限の項目です。
これ以上にも何か情報を付け加えた方が良いと思うこともあるかもしれません。
相手の立場に立って情報の取捨選択をし、誰が読んでも分かる語弊のない文章を心掛けていきましょう。