子育て・家事・仕事に追われて、自分の時間が取れないママさんも多いと思います。
そんな時間のやりくりがシビアになりがちなママさんクリエイターのために、「時短のススメ」をご紹介します。
掃除・料理・子どものことに関する時短技をご紹介しますので、参考になさってください。
※情報は2020年4月4日時点のものです。
目次
掃除
掃除は日次・週次・月次でやることを分けると、余計な工数を減らせるだけではなく、大掃除の手間も省けます。
キッチン
夜にコンロを使ったら、キッチン用のウエットティッシュで拭く、そして1週間に1度コンロ周りの油跳ねを含めた拭き掃除、月に1度は五徳の掃除…。
毎日の掃除をしっかりできなくても、こまめに拭き掃除を心掛けることで、大掃除の時期にこびりついた油に悩まされることがなくなります。
持ち物を見直す
掃除が大変になるのは、モノが溢れて出しっぱなしになっているから。
「1年以上着ない服は捨てる」「使わないものは処分する」を心掛けている方は多いと思いますが、お子さんがいらっしゃるなら、これを1シーズンに1度するのがオススメです。
子ども服のサイズアウトは早いですし、定期的に見直すことで無駄なモノを減らすことができます。
無くしてしまいがちな靴下
気がついたらどこかに消えてしまう靴下。
引き出しに片方の靴下が溜まっているお宅も多いのではないでしょうか。
2~3足同じものを購入することで、迷子になっても履き続けることができます。
お気に入りだと使う頻度も高いので、すぐに傷んでしまうことも多いものですよね。
気に入った靴下や服は複数買いが正解です。
洗濯
洗濯は「干すときにきちんと洗濯物をのばすこと」が大切です。
そして、たたむ時は家族全員で一緒に行うと効率が良いですし、コミュニケーションを取ることもできます。
毎日アイロンを掛けるのは大変なので、給食用のランチョンマットやYシャツなどは、平日分の5枚を揃えて週に1度で済ませるのもおすすめです。
買い物
買い物の時間を減らすためには、「ストックを頭に入れておくこと」が大切です。
買い忘れの度に買い物に出るのは時間の無駄ですよね。
出かける前に何があるか確認をして、買い忘れを無くしましょう。
ネットスーパー
ネットスーパーでは良く利用するものを「お気に入り」に入れておくことで、買い物時間を短縮することができます。
また、履歴から買いたいものを探すことができるのも嬉しいポイントです。
配達時間も選べるので、自分に軸を置いて買い物を楽しむことができます。
半面、品物を手に取って買い物ができないので、特に生鮮食品や野菜などはイメージが異なるケースも。
その上、ネットスーパーで買おうと思って、ついつい長時間ネットサーフィンをしてしまうこともあります。
また、ネットスーパーでは生鮮食品や野菜などの見切り品の取り扱いがないので、食費を節約したい場合にはリアル店舗に軍配があがるでしょう。
時短のためにネットスーパーを活用する場合には、「買い物に掛かった時間」を計ってみてください。
一度にたくさんの商品を見られない分、実は時間が掛かることも珍しくありません。
調味料やお米、洗剤などの日用品で良く使うものや重いものはネットスーパー、生鮮食品や野菜などはネットスーパーと使い分けをするのがおすすめです。
冷蔵庫・冷凍庫をきちんと活用する
買い物をしたらそのまま冷蔵庫や冷凍庫に入れてしまう方も多いかもしれません。
けれども、お肉のパックを開けて下ごしらえをして保存容器に入れてから収納すると、冷蔵庫や冷凍庫に普段より多くのものを入れることができます。
かさばる葉物野菜も、茹でたり切ったりして目的別に分けて整理しましょう。
保存容器と保存袋を使い分けて並べると、収納力がグンとあがります。
古いものは手前になるように注意してくださいね。
手前にあるものを組み合わせて消費していけば、献立に悩まなくなります。
冷蔵庫・冷凍庫をきちんと活用することで買い物回数を減らし、買い物時間を節約することができます。
料理
料理は時短しやすい家事のひとつです。
ポイントは下ごしらえ
先ほど触れたように、野菜や肉を用途別に切ったり味付けをしたりして保存しておくと、調理時間を短縮することができます。
買い物をしたら毎回できるのが理想ですが、忙しい場合には週に1度「下ごしらえの時間」を取りましょう。
お弁当のおかずも、その際に作って小分けして冷凍をしておけば、冷凍食品が要りません。
お肉も下味をつけておけばより長持ちし、さらに味が染みて美味しくなります。
更に嬉しいのが、下ごしらえが済んでいると、「包丁とまな板を使わなくて済む」点です。
切った野菜を組み合わせて調理をするだけで料理が完結できます。
掃除の手間が減るのは嬉しいですよね。
お子さんや旦那さんにお手伝いをお願いする際にも、「この野菜とこのお肉を一緒に炒めてくれるだけで良いから!」と言えば料理が苦手な方でも大丈夫。
味付けは既にしているので必要ないですし、入れるだけなので心理的なハードルがグンと下がります。
「家事をシェアできるように下準備をしておく」ことも、時短のための大切なポイントのひとつです。
活用したい「常備菜」
日持ちするおかずのことを「常備菜」と呼びます。
例えば、切り干し大根の煮物を冷蔵庫に常備しておくことで、お弁当のおかずになったり、刻んで混ぜご飯にしたりと活用できます。
ラタトゥイユやピーマンのきんぴら等のいろどり豊かな常備菜がひと品あるだけで、忙しい日の食生活がより豊かになるのでおすすめです。
常備菜は日持ちするものが多いので、2~3日は冷蔵庫で保存できます。
それ以上保存したい場合には冷凍庫がおすすめです。
緊急事態にオススメ!「ワンプレートディッシュ」
冷凍食品のワンプレートディッシュなら、レンジを使えるお子さんなら誰でも独りでご飯を食べることができます。
お弁当と同じくらいの価格で販売されていますし、栄養バランスも考えられているので安心です。
ちょっと嵩張るのですが、ママの病気といった緊急事態に備えて冷凍庫にストックしておくと良いかもしれません。
新型コロナウイルスによる肺炎のための自宅待機や、長期休み等のお昼にピッタリです。
スーパーだけではなく、コンビニでもオリジナル商品が販売されていることもあるので、気軽に購入できるのも嬉しいポイントです。
料理も買い物も時短したいなら「ミールキット」
ミールキットを活用すれば、献立を考える手間も買い物の手間もかかりません。
育ち盛りのお子さんがいるご家庭だとボリュームが足りないかもしれませんが、どうしても忙しい時には出前ではなくミールキットの活用もオススメです。
お弁当も外注可能!
「お弁当」ってママの手作りのイメージがありますよね。
でもどうしても作れなかったり、そもそもお料理が苦手で時間が掛かるママもいらっしゃるはずです。
実はお弁当屋さんでは、お弁当箱を持参してお願いすると詰めてくれることもあるんです。
自分で買って詰めなおす方もいらっしゃるかもしれませんが、量が足りないと困りますよね。
お弁当屋さんで詰めてもらえば、不足分におかずを追加購入して見栄え良くすることもできます。
何処でも実施しているサービスではないので、気になる方は近くのお弁当屋さんに聞いてみてください。
子どもと過ごす時間
子どもとしっかり向き合う時間を取るためには、「時間を掛けたいこと」と「効率化して良いこと」を見極めるのが大切です。
予定の共有はグーグルカレンダーで
グーグルアカウントは18歳以下は利用することができませんでしたが、「ファミリーリンク」を使用することで10代の子どもでも登録が可能になりました。
お仕事でグーグルカレンダーを活用なさっている方も多いと思います。
さらに子どもとのスケジュールや家族間のスケジュールもグーグルカレンダーに集約することで、スケジュールの確認や管理がよりスムーズになります。
家事を一緒にする
忙しいと自分でパパっと片づけてしまいたくなる家事ですが、「一緒に作る」「一緒に買い物に出かける」ことで会話の時間を持つことができます。
料理を作って食べ終わるまで会話をすると、約45分以上の時間を確保できますよね。
少し調理の時間がのびても、その分会話をすることができるのは「嬉しいポイント」と言えます。
先ほどご紹介したように、「一緒に洗濯物をたたむ」のも良いですね。
また、子ども部屋の掃除も小学校位までは自主性に任せず「一緒にする」ことが大切です。
掃除の仕方やルールを教えてあげるだけではなく、実践してみせることで、お手伝いをしてくれるようになります。
「片付かないからママがやる!」ではなく、「一緒に片づけようね」と根気良く頑張ってみて下さいね。
ママ・パパクリエイター必見!時短家事のコツと子どもとの向き合い方 まとめ
ママさんクリエイターにオススメしたい時短アイディアをご紹介しました。
「丁寧な暮らし」という言葉を聞くたびに、心が痛むママも多いかもしれません。
ご紹介したアイディアを活用して、「少しでも自分の時間を持てるママさんが増えてくれると良いな」と思っております。
イレギュラーなことが多いご時世ですが、少しずつ良い方向に進めるように。
デザインのコト。編集部では、これからも積極的に情報配信をしていきますのでご注目ください。