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自社にマッチしたロゴデザイナーに出会うための5つのコツ

自社にマッチしたロゴデザイナーに出会うための5つのコツ

デザインができる人なら、ロゴマークは誰に依頼しても変わらないと思っていませんか。

または価格だけで依頼先を決めようと思ってはいないでしょうか。

世の中にはさまざまなデザイナーがいます。

得意分野はもちろん、仕事の進め方や何を重視するかは千差万別です。そのため安易に依頼先を決めてしまうと、さまざまな面でミスマッチが起きる可能性があります。

後悔しないロゴマークを作るためにも、今回は自社にあったロゴマークデザイナーかどうかを見極めるためのポイントを5つご紹介します。

ストレスなくロゴマーク作成依頼をするために

自社にマッチしたデザイナーかどうかを見極めることは、ロゴマーク作成において重要なポイントです。

相性が悪いデザイナーや、求めているものとは異なるテイストの方に依頼してしまうと、納得のいくロゴマークができるまで何度も手直ししなければならない可能性があります。

デザイナーとのやり取りにもストレスを感じる場合が多く、担当者が疲弊してしまうことも。

こうした状態ではいいロゴマーク作りはできません。

デザイン面でもやり取りでも良い形で仕事を進めるために、デザイナーを決める際には自社にマッチした相手かどうかを確認しましょう。

自社にマッチしたロゴデザイナーに出会うための5つのコツ

今回はすぐに確認できるポイントを5つご紹介します。

  • 1.過去のデザイン(ポートフォリオ)を確認する
  • 2.見積もりの内容を確認する
  • 3.電話番号を教えてもらえるかを確認する
  • 4.主なやり取りの方法を確認する
  • 5.詳細なスケジュールを確認する

1.過去のデザイン(ポートフォリオ)を確認する

経験豊富なデザイナーのほとんどは「ポートフォリオ」と呼ばれる過去のデザイン作品集を持っています。

デザイン系の就職活動でも活用されている、デザイナーの履歴書ともいえるアイテムです。

これで過去のデザインのテイストが確認できます。

ポートフォリオは他の作品経験もチェックしよう

さらにポートフォリオでは、これまでどのようなデザインに関わってきたのかも把握できるため、できればロゴマークだけでなく、封筒やパンフレット、名刺など、会社で使用するものをトータルで作成した経験があるのかをチェックしたほうがよいでしょう。

ロゴマークは会社そのものを表す象徴的なデザインです。

そのため名刺やパンフレットなどへ掲載することも視野に入れているのではないでしょうか。

ポートフォリオを見れば、こうした備品にマッチすることも想定してデザインできるのかが確認できます。

さらに、今後備品を作成する際にも依頼しやすいので、ポートフォリオはしっかり確認しておくことをおすすめします。

2.見積もりの内容を確認する

見積もりの項目欄を確認し、何にいくらかかっているのかをチェックしてみましょう。

同時に修正回数や提案数も確認しておくと安心です。

追加費用を発生させないために

ロゴマークの見積もり項目の内容は、デザイナーによって全く異なります。

「デザイン料一式」のみの場合もあれば、打ち合わせや修正の回数までしっかり書かれていることも。

依頼主としては細かいほうが安心ですが、裏を返せば「書かれている以上の対応はしないか追加費用がかかる」という意味でもあります。

書いていない場合でも、デザイナーによっては打ち合わせ回数などに制限を設けている人もいるため、見積価格でどこまで対応してくれるのかを事前に確認しておくと安心です。

もし希望の内容ではない場合でも、話し合いによって回数などを変更してくれる場合があります。

「デザインのテイストはすごく合っているけど、内容がマッチしない」という場合は、一度相談してみるといいでしょう。

3.電話番号が教えてもらえるかを確認する

特に個人デザイナーとやり取りする場合、連絡手段がメールのみということも少なくありません。

メールのみだと、緊急の場合にすぐに連絡が取れない可能性があります。

また、稀ですが突然メールのやり取りが途絶えたり、納品されなかったりすることもあるため、すぐに相手と話ができる電話番号を聞いておくのが安心です。

もちろん、必ず教えてもらう必要はありませんが、電話でのやり取りが不可欠だと感じる場合は聞いておいたほうがいいでしょう。

4.主なやり取りの方法を確認する

何を連絡ツールとして利用するかはデザイナーによって千差万別です。

メールを使用する方もいれば、電話やチャット、テレビ電話システムなどを利用する人も少なくありません。

また最近ではSNSのメッセージ機能をメインの連絡ツールとして利用する人も増えています。

SNSの場合、会社のパソコンでは利用できないこともあるので、注意が必要です。

また3の内容でもご紹介したとおり、万一の場合にどのツールで連絡できるのかなどを確認しておくことも、スムーズなやり取りのためには必要だと言えるでしょう。

5.詳細なスケジュールを確認する

ロゴを作る工程や日数、その間の打ち合わせの頻度などはデザイナーによって全く異なります。

最初の打ち合わせから納品まで、特に連絡や打ち合わせを設けていない人もいれば、こまめに確認の場を設けるデザイナーもいます。

全く連絡のないまま納品というのは極端な例ですが、短納期の場合はこうしたスケジュールになってしまう場合もあるのです。

納得のいく形でロゴマークを納品してもらうためにも、スケジュールについては事前に確認しておきましょう。

自社にマッチしたロゴデザイナーに出会うための5つのコツ まとめ

会社の顔ともいえるロゴマークは、担当者はもちろん社外の方が見ても「なるほど」「さすが」と思えるデザインを採用したいものです。

そのためには入念な打ち合わせやマーケティングだけでなく、デザイナー選びも重要なポイントとなります。

これからロゴマークを発注しようと考えている場合は、今回ご紹介した内容をもとにデザイナーを選んでみてください。

素晴らしいデザイナーとロゴマークに出会えることを願っております。

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