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こんなオフィスで働いてみたい!やる気が出るオフィスデザインのポイント

こんなオフィスで働いてみたい!やる気が出るオフィスデザインのポイント

取引先や新規のお客様の事務所へ訪問した時に、カッコよくてオシャレなオフィスだったら、「こんな会社で働いてみたい!」と思わず思ってしまうのではないでしょうか。

オフィスのデザインがオシャレであれば、オフィスを訪れた人に良い印象を与えるだけではなく、社員のモチベーションもあがりますよね。

今回は、オシャレで働きやすいオフィスデザインについてご紹介します。

オシャレなオフィスで働きやすさアップ!

もし、窓がなく、閉鎖的で暗いイメージのオフィスだったら…誰しもそんなオフィスで働きたくはないでしょう。

また、今にも倒れそうなビルの中にある薄汚れたオフィスに至っては、働く気も失せてしまいますし、お客様を呼ぶのもためらってしまうのではないでしょうか。

そのため、「次に働くならオシャレなオフィスで働きたい!」と切に願っている人もいるかもしれません。

オフィスのデザインやレイアウトは、それほど人の気持ちを大きく左右するものなのです。

日本に多いオフィスレイアウト

日本で「オフィスビル」ができたのは、明治時代になってからだそうです。

その頃から、デスクが向かいあわせに島型となっている対向式レイアウトが多く、現在でもそれが一般的となっています。

また、職種によっては、学校の教室のようにデスクを同じ方向に並べているスクール式レイアウトや、背中合わせに座る背面式レイアウトなどさまざまです。

外資系企業の中には、申し訳程度の低いパーテーションで区切った、ブース型のスタイルを取り入れている会社もあります。

それを真似て、日本の会社も従来のレイアウトにパーテーションを加えて、個人スペースを確保したスタイルを取り入れている会社も出てきています。

しかし、昨今、オシャレなオフィスに変貌を遂げた会社が増えているのをご存知でしょうか。

いつも働くオフィスがオシャレになると、仕事に対してのモチベーションがあがるだけではなく、会社に行くのも楽しくなります。

そして、お友達や取引先にも思わず自慢したくなってしまうのではないでしょうか。

働き方改革が関係している?

ここ数年、「働き方改革」という言葉をよく聞きませんか?

現在の日本は少子高齢化のため、人材不足に陥っています。

また、働きたくても外で働くことができない人はたくさんいます。

こうした中で、時間外労働に上限を設けるなど、生産性や効率を重視した働き方を求める動きが活発になってきているのです。

働き方改革では、人材不足対策だけではなく、フレキシブルな業務体制を整えることで、社員の創造性やモチベーションをあげることもできます。

それだけでなく、新しい働き方に合ったオフィス改革が今求められているのです。

働き方改革はオフィス改革

働きやすくオシャレで快適なレイアウトに変えることで、社内のリフレッシュや社員のストレス軽減につなげることができます。

それらにより、仕事の生産性と業務効率が向上すれば、会社も社員もWin-Winとなるのです。

働きやすいオフィスデザイン 4つのポイント

働き方改革をすでに実行している会社もあります。

それらの会社に共通しているのは、オフィスデザインが「働きやすさ」を考えられたデザインだということです。

働き方改革により、全ての社員の出勤の義務をなくし、自宅やカフェなどの外部から業務が可能なテレワークを採用している会社もあります。

そのため、会社には全ての社員全員分のデスクと椅子の用意は必要ないのです。

出勤した社員の生産性があがり、より効率化されるように、また、より創造性の豊かなものになるように考えられたデザインが求められているのです。

同時に、仕事をしている社員が息抜きにリフレッシュすることも、仕事をするには必要です。

それらをふまえたオフィスデザインのポイントを4点ご紹介しましょう。

1.フリーアドレス

全社員が出勤する必要がなくなると、個人のデスクという概念がなくなります。

そのため、出社時間や状況に応じて自由な場所で仕事ができるようにレイアウトし直した企業が多く見られます。

事例を見てみると、オープンスペースだけではなく、壁に面した席や、1人用のブースなどさまざまな席を用意しているようです。

フリーアドレスにすることによって、交流の少なかった社員同士でコミュニケーションが生まれ、新しいアイディアが生まれることもあります。

また、毎日違う席で仕事をしたり、一日の間に席を移動することで、気分転換ができ、業務効率をアップすることができるのです。

そして、普段出社することが少ないテレワークを行っている社員分のデスクを用意する必要がないため、経費の節約にも繋がるのです。

2.オープンなミーティングスペース

従来の会社では大きな会議室や個室が多く、会議室の予約を取るのに手間取ったり、会議室が空いていないからという理由で打ち合わせをすることができないなど、さまざまな弊害を生み出していました。

しかし、フリーアドレスにして空いたスペースに小さなデスクを置くだけで、オープンなミーティングスペースになるのです。

ちょっと打ち合わせしたい、ちょっと確認したいという時に使うことで、会議室をわざわざ予約しなくても、また繁忙期であっても、さくっと短時間で打ち合わせをすることができます。

3.カフェのようなリフレッシュスペース

いくら仕事が好きな人でも休憩は必要です。

それが仕事の生産性や効率をあげているという側面もあるでしょう。

自動販売機がある会社もありますが、最近では、自動販売機だけではなくカフェのように温かいコーヒーやお茶を飲めるリフレッシュスペースがある会社が増えています。

また、キッチンまでも完備されている会社もあり、リフレッシュするとともに、社員同士のコミュニケーションをアップさせるためにも、このスペースが活用されています。

4.グリーンのある空間

グリーンがあるだけで、社員のストレスが軽減されるのをご存知でしょうか。

グリーンは筋肉の緊張をほぐし、リラックスさせてくれる効果があります。

また、オフィス内の空気を清浄化させたり、加湿効果もあるようです。

単純に観葉植物を配置するだけでも構わないのですが、オフィスデザインに応じて壁一面にツタをからませてみたり、芝生をひいたり、デスクの真ん中に木を生やしているいるなど、色々な方法でグリーンを配置することをおすすめします。

働いてみたい!オシャレなオフィスをご紹介!

では、もしかしたら訪問することがあるかもしれないオシャレなオフィスデザインの会社をご紹介します。

ヤフー株式会社

広告やイーコマース事業を展開している、お馴染みのヤフー株式会社。

本社を千代田区紀尾井町へ移転したことをきっかけに、オフィスレイアウトをガラッと変更したそうです。

こちらの会社では、誰でも入れるオープンコラボレーションスペース「LODGE(ロッジ)」があります。

このスペースはヤフー社員でも使用しているので、まるでヤフーで働いているような錯覚に陥ってしまうかもしれません。

色とりどりの椅子が配置されているオープンスペースだけではなく、ハンモックや靴を脱いでくつろげるスペースなどもあるため、斜め上をいくアイディアを考えるのにはぴったりかもしれません。また、家の形をした1人専用デスクでは、集中して業務に没頭することができるのではないでしょうか。

同じフロアに社員食堂やカフェテリアもあるので、仕事の合間にリフレッシュもすることができるため、仕事の生産性や効率を高めることができるでしょう。

ヤフーのオフィス紹介~イノベーションを生むオフィス~

ピクシブ株式会社

主にインターネットサービス事業を展開しているピクシブ株式会社は、イラストコミュニケーションサービスを中心に、世界のクリエイターが創作活動を楽しめるための支援をしている会社です。

この会社のオフィスレイアウトを見てください。

ポップだと思いませんか?

おもちゃ箱をひっくり返したような色使い。

執務スペースにあるへびのように長いデスクは、一つに繋がっていて、全長250m以上もあるそうです。

デスク自体が丸みを帯びているので、何かあればすぐにミーティングを行うことさえできてしまいます。

ミーティングスペースの椅子がレゴ調だったりと遊び心があるオフィスデザインのため、新しいアイディアがどんどん浮かびそうです。

社内風景 | ピクシブ株式会社

こんなオフィスで働いてみたい!やる気が出るオフィスデザインのポイント まとめ

働き方改革が日本国内ですすむことによって、近い将来、どの会社もフリーアドレス化となり、ご紹介した会社のようなオシャレなデザインのオフィスに変わっていくことでしょう。

オシャレなオフィスデザインを採用している会社なら、働きやすさを重視した社員思いの会社なのではないでしょうか。

そのような会社が増えていくことを期待しています。