旅先で見惚れてしまうような、センス抜群のデザインのパッケージに惹かれて、思わず手にとってしまったことはありませんか?
パッケージデザインは購入意欲を左右する大きな要因のひとつ。
特に最近は「インスタ映え」を意識したデザインを採用するところが多いようです。
今回はその中から、インスタ映え間違いなしのパッケージデザインをご紹介します。
目次
海外だけではない?!日本にもこんなにもオシャレなパッケージがある!
ひと昔前の日本のパッケージデザインは、商品名とメーカーロゴを配したデザインが多い印象でした。
そのため、色鮮やかでポップでキャッチーな海外製の商品パッケージを見ると、どうしても海外製品のパッケージデザインの方がセンスが良いと感じていた人も多いと思います。
しかし「ジャケ買い(ジャケット買い)」や「パケ買い(パッケージ買い)」という言葉が示すとおり、商品の中身が良ければパッケージは何でも良いという時代は終わり、商品の開発とともにパッケージデザインの開発も重要視されるようになりました。
商品コンセプトをもとにパッケージデザイナーと協力のもとデザインを行っていることも多いため、海外製の商品に負けないくらいセンスの良いパケージデザインが日々生まれているのです。
では、日本のオシャレなパッケージデザインの中から、選りすぐりの9点をご紹介しましょう。
STEAMCREAMの保湿クリーム缶
画像引用元:STEAMCREAM
シンプルなスキンケアを提供したいという想いとともに、「楽しさ」「面白さ」「ハッピーな気持ち」を表したデザイン缶を採用しているSTEAMCREAM。
缶のデザインには、花柄や動物柄だけではなく、ディズニーやスヌーピーなどのキャラクターとのコラボしたものもあります。
大切な人へのプレゼントだけではなく、自分へのご褒美としても買いたい一品です。
こんなにかわいいデザイン缶であれば、クリームを使い終わっても、小物入れとして使えること間違いなし!
このデザイン缶を集めている女性も多いのではないでしょうか。
キューピーのご当地マヨネーズ
画像引用元:地元×マヨプロジェクト|キユーピー
キューピー100周年を記念して企画された「地元×マヨプロジェクト」。
地元の食材を地元に根付いた味で、もっと美味しく、もっと楽しく味わって欲しいというコンセプトで作られた「ご当地マヨネーズ」です。
全国を7地域に分けて、7つの味で限定地域でのみ数量限定販売を行っていました。
このご当地マヨネーズのパッケージは、それぞれの地域の味から連想された食品やイメージがデザインされています。
とてもカラフルで、かつ限定販売ということだったため、買いたくても買えなかった人が多かったとか。
キューピーでは、このご当地マヨネーズの他にも、季節ごとに瓶入りマヨネーズのデザインを替えるなど、消費者の心をくすぐるデザインの商品を多数販売しています。
百町森の紋かるた
画像引用元:紋かるた:おもちゃ:百町森
日本において「紋」は古くから家柄や地位を表すものとされてきました。
昨今、私たちが「紋」を見かけるのは、着物についているものくらいでしょうか。
昔から代々受け継がれてきた「紋」をかるたにすることにより、紋が持つ力強さ、そして繊細さを感じることができます。
また日本特有の美意識を再確認しながら楽しむことができるでしょう。。
この紋かるたに使われている色使いも、日本の伝統色や和色が施されています。
日本古来の文化が今新しく蘇ろうとしています。
この「紋かるた」で日本の良さを再認識してみてはいかがでしょうか。
荒木國一商店の特選佃煮
画像引用元:toppage-arakikuni-ichi
佃煮というと、中高年の人が食べるものだと思っていませんか?
佃煮は昆布などからミネラルが、ちりめんじゃこからはカルシウムが取れるうえ、保存食でもあり、日本人には不足している栄養素を簡単に補給することができる食品です。
しかし、若者の食生活において、佃煮そのものや、佃煮を使ったお料理がテーブルに並ぶことはほとんどありません。
創業八十余年の老舗佃煮屋である荒木國一商店は、インスタ映えやパケ買いを狙って、女性受けするパッケージが考えました。
「もらってうれしい、えらんでたのしい、みためもおいしい」というキャッチフレーズのもと、手のひらサイズのキューブ型のカラフルなパッケージは、思わず手にとってしまうほどかわいい一品です。
廣榮堂武田のきびだんご
画像引用元:Noritake きびだんご | 廣榮堂武田 安政三年創業 | 和菓子・きびだんご・洋菓子
日本人であれば、誰でも知っている日本のおとぎ話「桃太郎」。
桃太郎とお付きのイヌ、サル、キジは、おじいさんとおばあさんからもらった「きびだんご」を食べることで、みるみるうちに勇気と力がわくのです。
元気いっぱいになるきびだんごを安政3年以来作り続けてきた廣榮堂武田では、国内外で活躍しているデザイナーのNoritake氏により、昨今パッケージデザインをリニューアルしました。
気品がありながらも優しい桃太郎をイメージした淡い桜色をベースに、シンプルな線と温かみのあるタッチで桃太郎をはじめとするキャラクターが描かれています。
岡山県岡山市に行った時にはぜひ手にとりたいお菓子の一つです。
六花亭の六花のつゆ
画像引用元:<公式>六花亭オンラインショップ
北海道のお土産として有名な六花亭のお菓子。
この六花亭の商品パッケージや包装紙に使われている草花の絵柄は、北海道・十勝にある「六花の森」で自生している草花がモチーフとされています。
この草花は、十勝六花といわれており、「ハマナシ」「エゾノリュウキンカ」「オオナバノエンレイソウ」「エゾリンドウ」「カタクリ」「シラネアオイ」の6種の花々です。
この十勝六花のデザインは、北海道出身の画家である坂本直行氏によるもので、六花亭の象徴ともいえるでしょう。
坂本直行氏は、六花亭の創業者である小田豊四郎氏から依頼を受けて、北海道ゆかりの草花をデザインしたと言われています。
コタンの菜食カレーキット
画像引用元:自然食 cotan
オーガニックな食材を提供しているコタンの菜食カレーキットのパッケージデザインは、手書きで描かれたような食材の絵がかわいいデザインです。
オーガニックは身体に優しいというイメージから、パッケージデザインについても優しさが感じられるような淡い色を使ったデザインとなっています。
パッケージの両面に描かれているカレーの絵からも、身体にとって優しい食材で作られた優しいカレーであることがわかるでしょう。
オーガニック食材を扱うパッケージデザインの中でもかわいいパッケージデザインといえるのではないでしょうか。
PEBORAのペットボトルライス
画像引用元:PeboRa – KOMEKUUTO ONLINE STORE
昨今、色々な銘柄のお米がありますが、米袋のデザインを有名なデザイナーに依頼している銘柄も出てきました。
PEBORAのペットボトルライスもそのひとつ。
かわいいデザインとともに持ち帰りしやすいものや、贈答品に適している少量のお米が人気を博している今だからこそ、ペットボトルライスのようなパッケージが好まれるのではないでしょうか。
ピープルツリーのフェアトレードチョコレート
画像引用元:フェアトレードチョコレート
ピープルツリーの商品は全てフェアトレード商品です。
その中でも、このチョコレートは、ボリビアのカカオ豆を使っています。
フェアトレードによるカカオ豆の収益で、大学へ進学した農家の子どもたちもいるそうです。
農家の人たちが愛情を込めて育てた材料をもとに作られたこのチョコレート。
手書きの優しいパッケージデザインからも農家の人たちの優しさが手に取るようにわかるデザインです。
インスタ映え間違いなし!日本のオシャレなパッケージデザインをご紹介! まとめ
日本にも海外には負けないくらい、センスの良いオシャレなパッケージが多いことをお分かりいただけたのではないかと思います。
パッケージデザインは日々進化しています。
自社で開発している商品があるのであれば、参考にしてみてはいかがでしょうか。