デザイン作成

WEBデザインに活用できる「プラグイン」とは?おすすめもご紹介

WEBデザインに活用できる「プラグイン」とは?おすすめもご紹介

プラグインという機能をご存じでしょうか。

プラグインは、より豊かなWEBサイト作成のために大切なもののひとつです。

知っておけば初めてのWEBサイト作成の時もスムーズに進むでしょう。

今回は、プラグインとはなにか、またそのなかでもWEBデザインに活用できるものについてご紹介しましょう。

プラグインとは

プラグインとは、基本的な機能を拡張する役割をもつプログラムのことです。

例えるなら、シンプル機能のスマホに動画撮影や音楽再生などの機能(アプリ)を後から追加してカスタマイズするイメージです。

プラグインは、Google ChromeなどのWEBブラウザや、WrodPressなどのCMSに便利な機能を追加して拡張するプログラムとして広く活用されています。

ほかにも、WEBデザインで使う画像加工ソフトPhotoshopにもプラグインがあります。

プラグインには多彩な種類があり、いずれもネット上で公開されているので、利用状況や用途にあわせて活用するとよいでしょう。

プラグインを使用する際の注意点

便利なプラグインですが、実は注意点もあります。

ここでは4つご紹介します。

1.拡張元の機能が必要

拡張の元となる機能が必須ですので、プラグイン単体では利用することはできません。

2.ダウンロードしすぎると重くなる

プラグインを搭載しすぎると、元となる機能が重くなるというデメリットも。

例えばChromeのプラグインを多数搭載すると、Chrome自体の動きが遅くなります。

これは他のツールでも同様ですので、本当に必要なものだけをダウンロードしましょう。

3.不具合が起きる可能性がある

まれに、プラグインを入れることで、ツール自体に不具合が起こることがあります。

これは対応しているバージョンや、使用しているデバイス、また開発元の問題で起こることが多いようです。

場合によってはデータが消えてしまったり、修復に時間がかかったりすることもあるので、事前にバックアップを取っておくことをおすすめします。

4.悪意のあるプラグインが紛れている

ダウンロードすることで情報を盗み取ったり、ウィルスを持っていたりする、悪意のあるプラグインも存在しています。

これらの多くは、ChromeやWordPress、Photoshopなどが認めていないプラグインであることが多いようです。

できる限り、それぞれの公式プラグイン入手サイトからダウンロードすることをおすすめします。

WEBデザインに活用できるGoogle Chromeのプラグイン

Google Chromeには、数えきれないほど多彩なプラグインがあります。

なかでも、WEBデザインに活用できるプラグインをご紹介しましょう。

ColorPick Eyedropper

WEBサイト上の色を抽出できるプラグインです。

気になる色にマウスを合わせるだけで、カラーコードが表示される優れた機能を搭載しています。

さらにスポイトツールを使うと、簡単にRGBカラーを1色から選択できます。

WEBデザインをするうえで便利に活用できますね。

ColorPick Eyedropper

ColorZilla

ColorPick Eyedropperと同様に、WEBサイトで使用されている色のカラーコードを調べることができるプラグインです。

ColorZilla

CSS Peeper

WEBサイトをクリックすると、幅や高さ、paddingなどのCSSの情報を調べることができるプラグインです。

CSS Peeper

HTML エラーチェッカー

記述するプログラムコードのHTMLを確認できるプラグインです。

コーディングとよばれる工程は、WEBデザインには欠かせません。

同じような拡張機能があるプラグインに、Web Makerがあります。

HTML エラーチェッカー

WordPressのプラグイン

プラグインといえばWordPressというほど、

多彩な種類のプラグインが日々開発され、ネット上で提供されています。

WordPressとは、WEBサイトに投稿したい記事を自動的にプログラムコードに変換するCMSです。

WEBページの作成にWordPressを利用している方も多いのではないでしょうか。

WordPressには基本的な機能しか搭載されていないため、プラグインは導入が欠かせないプログラムといえます。

All in One SEO Pack

SEO対策に関する設定を行ってくれるプラグインです。

WEBサイトのアクセス数をあげるためには、SEO対策が欠かせません。

メタタイトルやメタディスクリプションといった複雑ともいえる設定を簡単に行うことが可能となります。

WordPressの活用には必須のプラグインです。

All in One SEO Pack

EWWW Image Optimizer

アップロードしたい画像を自動的に圧縮するプラグインです。

WEBサイトには画像の挿入が必要ですが、容量の大きい高画質な画像だと読み込む時間が長くなってしまいます。

読み込み速度は、サイトの離脱者の割合を左右する重要な要素のひとつ。

すでにアップロードした画像を一括で圧縮してくれる機能も搭載しています。

EWWW Image Optimizer

MW WP Form

WEBサイトに必須の「お問い合わせフォーム」を作成してくれるプラグインです。

豊富な入力項目を作成することが可能で、使い勝手の良いプラグインとして人気を集めています。

ほかにも、Contact Form 7が同じ機能をもつプラグインとしてあげられます。

MW WP Form

Shortcodes Ultimate

WEBサイトのデザイン性を高められるプラグインです。

物足りないテンプレートを好みのデザインに変えることができます。

スタイルを指定するプログラム言語であるCSSの知識がない場合でも、直感的にデザインを決められるのが特徴です。

Shortcodes Ultimate

Photoshopのプラグイン

Adobe llustratorと並び、WEBデザインに欠かせないソフトであるPhotoshopにもプラグインがあります。

Photoshopに搭載されていない機能を追加することで、快適で効率的な作業が可能です。

GuideGuide

WEBサイト作成時に欠かせないガイドを自動で作成するプラグインです。

有料での提供とはなりますが、面倒な作業を効率化することができます。

まずは無料のお試し版で試してみるのもよいかもしれません。

GuideGuide

Size-Marks-PS

選択範囲のガイドのサイズをpxで表示してくれるプラグインです。

ひと目でサイズがわかるので便利に活用できます。

Size-Marks-PS

CSS3Ps

レイヤースタイルをCSS3のコードに変換するプラグインです。

CSS3のコードに変換するとコピペができるので作業効率が上がります。

CSS3Ps

WEBデザインに活用できる「プラグイン」とは?おすすめもご紹介 まとめ

プラグインは、WEBデザインの作成を効率化してくれる拡張機能です。

ただし、便利だからと言って多くのプラグインを導入すると、動作環境に悪影響を及ぼすリスクも高くなります。

また、プラグインは日々進化しており、バージョンも更新されています。

最新バージョンのプラグインを選択することはもちろん、デフォルトの機能に必要かどうかを慎重に検討することが大切です。

プラグインを活用して、WEBサイト制作に活かしてみてくださいね。