外注でデザインを頼みたいけれど、自社にマッチするクリエイターを探す方法がわからない…とお悩みではありませんか。
そこで今回は、民間のクリエイター向けサービスのうち、クリエイターをお探しの方にも役立つものをまとめてみました。
魅力あふれるクリエイターとの出会いにぜひご活用ください。
※情報は2019年10月26日時点のものです。
自治体によるクリエイター支援・民間サービスシリーズ
目次
クレジットデータベース「BAUS」
株式会社モーフィングが運営しているサービスです。
あらゆるクリエイティブには、クレジットがあります。
しかしそれを目にする機会は、あまりないのが現状です。
「フルクレジット主義」を掲げるBAUSは、つくる人とつくる人、そしてつくる人とつくって欲しい人をつなげる役割を担っています。
現在、約20,000件ものプロジェクト登録があり、クレジット総数は約15万件にものぼります。
さらに、30,000人を超えるクリエイターの情報が登録されているので、新しい出会いがあるかもしれません。
クリエイター検索
プロジェクトをフリーワードで検索することができます。
将来的には、「クリエイターを探す」と「仕事を探す」が追加される予定です。
また、音楽やWEBサイト、グラフィックなど、分野別に探すこともできます。
個別ページにはクリエイティブの紹介と、制作にかかわったクリエイター名が表示されます。
クリエイター名にカーソルを合わせると、関連するクリエイティブを一覧で見ることができ便利です。
BAUS MAGAZINEでは、クリエイターに取材を行っており、クリエイティブの裏側にある努力や試行錯誤などに触れることができます。
クリエイターや作品をより身近に感じることができるだけではなく、クリエイターの人となりを知ることができるので、ぜひご一読ください。
クリエイターの地産地消「Rethink Creator PROJECT」
株式会社クリエイターズマッチが運営しているサービスです。
「Rethink」とは、身近なことに対する見方を少し変えて考えることで、日常の中にある魅力を再発見することを指します。
そして見つけた魅力をクリエイティブで発信できる人のことを、Rethink Creatorと呼んでいます。
Rethink Creator PROJECTでは、Rethink Creatorを創出するため、人財を創出するために「学びの場」と「挑戦の場」を無料で提供し、日本中にRethink Creatorを生み出すことを目的としています。
Rethink Creator PROJECT
全国各地でのRethinkセミナーや、地元の魅力を発信するRethinkコンテスト、そして「Rethink」と「Create」を無料で学ぶことができる動画カリキュラムの提供を行っています。
セミナーは、デザイナーだけではなくデザイン未経験者も対象としており、単に技術を学ぶだけではなく実践的な活動も。
コンテストでは、技術よりアイディアの面白さが重視されており、魅力的なクリエイターの発掘を目指しています。
動画カリキュラムの閲覧は、新規ユーザー登録が必要です。
Rethink Creator
登録ユーザー数は4,845名です。
個別ページではクリエイターの簡単なプロフィールやメッセージ、作品などを見ることができます。
創作活動を行っている全ての人が無料で登録できるクリエイター検索・ランキングサイト「クリコレ」
LOZA(ロザ)が運営しているサービスです。
フリーワードによる検索だけではなく、「デザイン」「アート・芸術」「映像・動画」「文芸・テキスト」「イラスト・CG]「漫画・コミック」など、分野での検索にも対応しています。
LINEクリエイターズとして、LINEスタンプや絵文字の検索にも対応しており、ニーズにあわせて最適なクリエイターを探すことができます。
各分野のページには、「更新順」「ランキング」「前回ランク」「累計」があり、好みの条件でサーチが可能です。
個別ページには、最終更新日やHPなどが掲載されており、クリエイターに直接コンタクトを取ることができます。
「ロゴデザイン」で登録をされているクリエイターに目を向けると、個人のクリエイターだけではなく、企業の登録もみられるため、制作会社を探したい方にも良いかもしれません。
クリエイターとフォロワーをつなぐ「note」
株式会社ピースオブケイクが運営しているサービスです。
文章や画像、音声ファイルをつくるだけではなく、それを売り買いすることができます。
気に入った記事を購入できるだけではなく、作者に対するサポートも可能です。
またメッセージ機能があるため、ファンとコミュニケーションを取ることも可能です。
複数の記事を束ねるマガジン機能があるので、小説の連載や写真集などを作ることもできます。
KWや作者名で検索ができるだけではなく、多彩なジャンルで作品を検索することができます。
投稿作品は文章がメインのものが多く、話題になり書籍化が決まった作品もあります。
ライターや作家との出会いをお求めの方にお勧めです。
▼クリエイター支援プログラム
noteでは、積極的にクリエイター支援を行っており、新しい才能を世に送り出すことを目的として、クリエイター支援プログラムにはさまざまなメディアパートナーが参画しています。
noteクリエイターが出版をするだけではなく、作家活動のマネジメントや紙面への掲載、そして番組への出演など、包括的なクリエイターのサポート体制が整備されています。
noteではネットで話題になったりユーザーの人気が高かったりする作品を定期的に紹介しており、その中でパートが気になった作品が支援の対象となります。
ポートフォリオサイト「foriio」
株式会社1ne studioが運営しているサービスです。
クリエイターのポートフォリオ作成ができ、直接クリエイターに依頼をできる案件マッチ機能も近日公開される予定です。
ジャンルを問わず多彩なクリエイターが登録しているので、ジャンルにとらわれない新しい出会いがあります。
個別ページでは、クリエイターの手掛けた数々の作品が紹介されており、人によっては丁寧に制作過程のコメントが書かれていることもあります。
プロフィールの紹介は簡単なものですが、その分ポートフォリオとして多彩な作品に触れることができます。
各SNSへのリンクがあるので、クリエイターと直接連絡を取ることも可能です。
沢山の作品に触れることができるので、実績のあるクリエイターをお探しの方や、多彩なクリエイターをすぐに比較検討したい方にも良いかもしれません。
【2019年】クリエイター探しにオススメ!民間のクリエイター向けサービス まとめ
民間のクリエイターサービスは、クリエイターのニーズから発生したものもあり、多くのクリエイターに利用されています。
クリエイターの活動をサポートするだけではなく、ビジネスマッチングを手掛けているサービスもあるので、仕事を依頼したい方にピッタリです。
自治体や国の取り組みだけではなく、民間にも目を向けることで、新しい出会いがあるかもしれません。
ご紹介した以外にも、民間のクリエイターサービスは数多くありますので、ぜひご活用ください。