さまざまな理由から、デザイナーとのコミュニケーションに苦労していたり、辛さを感じてはいませんか?
良いデザインは、チームの一体感や方向性の共有なくしては生まれません。
しかし「仕事の進め方が違う」「こちらの意図を理解してくれない」「レスポンスが遅い」など、さまざまな理由からデザイナーとのコミュニケーションに難を感じている人も少なくないようです。
これまでデザインのコト。では、デザイナーとより良いコミュニケーションを取るためのさまざまな方法について、さまざまな視点から取り上げてきました。
今回はそれらの内容をまとめてご紹介します。
このページを見れば、デザイナーとのコミュニケーションの問題はきっと解決するはずです。
目次
より良いデザインを生み出す秘訣は「コミュニケーション」にあり
より良いものを作り出すためには、密なコミュニケーションが欠かせません。
なぜならコミュニケーションがうまくとれないと、ビジョンや方向性のすり合わせがしづらくなるからです。
ビジョンや方向性のすり合わせ不足が招く悲劇
お互いに共有のビジョンや方向性を持っていないと、以下のようなことが起こる可能性があります。
上記はロゴマークに関する内容ですが、それ以外のデザインでも同じことが起こる可能性は十分にあります。
しかし、これまでデザイナーとあまり仕事をしてこなかった人は特に、コミュニケーションが上手く取れずに苦戦していることが多いようです。
デザイナーとのコミュニケーションに慣れている人でも、相手がクセのある人の場合は一筋縄では行かないことも多く、苦労することもあります。
デザイナーとのコミュニケーションのコツをつかもう
そんなときのために「いいロゴマークを作るためのコミュニケーション5つのポイント」では「円滑なコミュニケーションのための6つのポイント」についてご紹介しています。
1.わからない用語や内容はその場で聞く
2.一度会ってみる
3.必要に応じて打ち合わせする
4.議事録を残す
5.必要な情報を共有できる場所を作っておく
2の「一度会ってみる」は、遠距離だとどうしても難しい場合があります。
その時は後ほど紹介するビデオチャットシステムを活用すると良いでしょう。
一見当たり前のことのように思えるかもしれませんが、意外とできていないことが多いものです。
こちらの内容を参考に、ぜひデザイナーとのコミュニケーションを円滑に進めてみましょう。
初めてデザイナーに依頼する時は特にここに気をつけて!
初めてデザイナーに仕事を依頼する場合、何を伝えればいいのか分からずに困ってしまう人は少なくありません。
また要領を得ない質問をして、不用意にやり取りの回数が増えてしまうこともあるようです。
できれば必要最低限のコミュニケーションで信頼関係を築き、方向性などをすり合わせて、より良いデザインを作り上げたいですよね。
「デザイナーへの依頼時に注意するポイント6つ」では、デザイナーに仕事を依頼する際、特にここに注意してほしいというポイントをまとめています。
1.「お任せ」NG
2.具体的なデザインイメージがある場合は、事前に伝えておく
3.納期が短すぎる
4.ロゴ等は必ず元データを渡す
5.デザイン制作の上で、「何を伝えたいのか」「何が目的なのか」を明確にする
6.制作途中で希望デザインのテイストを極端に変えない
特に陥りやすいのが、1の「お任せ」NGです。
デザインの仕事が初めてという人の中には、「デザインのことはよくわからないから」と、コンセプトを始め、何から何までデザイナー任せにしてしまう担当者がいます。
しかし、どんなものを作りたいのか、企業としてどういったコンセプトで作り上げたいのかなど、デザインの軸になる部分を理解しているのは担当者にほかなりません。
こうした軸の部分がしっかりすり合わせできていないと、出来上がった時に「思っていたものと違う」など、トラブルになってしまうのです。
たとえデザインのことはよく分からなくても、依頼する軸となる部分についてはしっかり伝え、共に考えていくという姿勢で臨みましょう。
コミュニケーションが苦手な人でもすぐにできる会話のコツ
そもそもコミュニケーションが苦手という人もいらっしゃるでしょう。
その場合、他の人にデザイナーとのコミュニケーションを任せてしまうというのも一つの方法ですが、齟齬をなくすためにもできるだけ本人が伝えることが大切です。
「打ち合わせが苦手な人必見!今から活用できるコミュニケーション術〜デザインシンキング+α〜」では、すぐに使えるコミュニケーション術を10個ご紹介しました。
1.感謝の気持ちを添える
2.笑顔で話す
3.最初に名前で呼ぶ
4.嫌な話ほどゆっくり話す
5.相手の言葉を繰り返す
6.解釈が間違っていないか確認する
7.「わたしメッセージ」で伝える
8.相槌を打つ
9.話題のアイテムをひとつ取り入れる
10.期限を設ける
例えば2の「笑顔で話す」の場合、普段から机の上に鏡を置いて、いつでも表情をチェックできるようにしておくのがおすすめです。
最初は自分の顔を見るのが気恥ずかしいかもしれませんが、自然に笑顔を作る習慣が身につくようになります。
笑顔でのコミュニケーションは、デザイナーとのやり取りだけでなく、さまざまな場面で役立つスキルです。
社内の人間関係を円滑にするためにも活用できますので、ぜひ実践してみてください。
デザイナーとのコミュニケーションを円滑にするポイント全情報 まとめ
デザイナーとのコミュニケーションは、決して難しいものではありません。
ポイントを押さえて的確に伝えることで、より良いデザインを作り出すことができます。
ぜひ今回ご紹介したコツやポイントを押さえた上で、デザイナーと円滑にコミュニケーションを取り、素晴らしいデザインを生み出してください。