デザイナー

Webデザイナーって何?目指すならおすすめの資格5選

Webデザイナーって何?目指すならおすすめの資格5選

デザインに関係する仕事の中で、「デザイナー」という仕事がありますが、デザイナーと聞いて、どのような仕事を思い浮かべますか?

一言でデザイナーといっても、さまざまな業界や領域の仕事があるため、その仕事によって求められるスキルは異なります。

今回はその中でも、Webデザイナーとは何か、知っておきたい基本的なスキルを身につけられる資格などについてご紹介します。

Webデザイナーとは

Webデザイナーとは、Webサイトをデザインする仕事をする人のことです。

見栄えの良さもさることながら、Webサイトのコンセプトやユーザーの使いやすさを加味したデザインを作成する必要があります。

Webデザイナーになるには、Web系の専門学校で勉強し、Web制作会社へ就職した後に経験を積むのが一般的ですが、現在においては、独学で勉強したうえでフリーランスや副業として就労している人もいるようです。

Webデザイン関係の資格とは

Webデザイナーになるための資格はありません。しかし、Webデザイナーを目指すのであれば、Webデザインに必要な基本的なスキルを身につける必要があります。

資格取得のために勉強することにより、基本的なスキルを身につけることが可能です。

Webデザイナーに興味があるなら、ぜひチャレンジしてみてください。

※各検定・試験の検定料・受検料・受験料については、2019年6月28日時点の情報です。受講をご検討の際は、公式HPで最新の情報をご確認ください。

色彩検定

どの分野のデザイナーであっても、色に関する知識は必要になります。

この色彩検定は、色に関する幅広い知識や技能が問われる、文部科学省後援の検定です。色について学び、知識をつけることによって、センスを磨くことができます。

色彩検定には、1級、2級、3級、UC級と4階級あります。

3級は基礎、2級は応用、そして1級ともなるとプロフェッショナルとして認められるレベルです。、また新設されたUC級ではユニバーサルデザインや高齢者の見え方などの内容となるので、Webデザイナーを目指すのであれば、1級やUC級の取得をおすすめします。

なお、検定料は1級15,000円、2級10,000円、3級7,000円、UC級6,000円です。

色彩検定

Webクリエイター能力認定試験

Webデザインを行うためには、センスだけでなく、Web制作に関する基本的な知識も必要になります。

このWebクリエイター能力認定試験では、Webサイト作成のデザイン、HTMLやCSSなどのコーディングに関する能力を問われる試験です。

そのため、Web制作にかかわる仕事をしている人にとっては、標準的な資格といってもよいでしょう。

Webクリエイター能力認定試験には、エキスパートとスタンダードの2階級があります。

民間資格ではありますが、基本的な知識を習得するためには、取得しておきたい資格です。

なお、受験料はエキスパート7,300円、スタンダード5,700円です。

Webクリエイター能力認定試験

ウェブデザイン技能検定

こちらもWeb制作に関する基本的な知識を習得することができる検定です。

デザインやコーディングだけではなく、インターネットの仕組みや運用などWebに関する幅広い知識を身につけることができます。

この資格は、Web関連資格の中で唯一の国家資格であり、取得することで、「ウェブデザイン技能士」という称号が与えられます。

この検定には、1級、2級、3級の3階級があります。

3級は比較的に難易度が低く、Webデザイナーを目指している人でも受験可能ですが、2級、1級を受験する場合には実務経験やその他の条件があるため、受験する場合には注意が必要となります。

なお、受検料は学科と実技で異なります。価格は以下のとおりです。

1級:学科7,000円 実技25,000円
2級:学科6,000円 実技12,500円(35歳未満の場合は7,000円)
3級:学科5,000円、実技5,000円(35歳未満の場合は3,000円)

ウェブデザイン技能検定

Photoshopクリエイター能力試験

Webデザインを行う時には、写真の加工に適した、Adobe社のPhotoshopをほぼ使用します。

そのため、Photoshopに関する知識が必要です。

このPhotoshopクリエイター能力試験は、Adobe社のPhotoshopを使用した画像編集やデジタルコンテンツの作成能力が問われる試験です。

Photoshopクリエイター能力認定試験には、エキスパートとスタンダードの2階級があります。

試験内容として、Webデザインの実務に活用できる内容であるため、民間資格ではありますが、Webデザイナーを目指すのであれば、取得しておきたい資格です。

なお、受験料はエキスパート8,400円、スタンダード7,400円です。

Photoshopクリエイター能力試験

Illustratorクリエイター能力試験

イラストやロゴのデザインを行う時に欠かせないAdobe社のIllustratorは、Photoshop同様に覚えておきたいソフトのひとつ。。

このIllustratorクリエイター能力試験は、Adobe社のIllustratorの操作能力が問われる試験です。

Illustratorクリエイター能力認定試験には、エキスパートとスタンダードの2階級があります。

スタンダードは指示通りに操作ができるかを、エキスパートはクライアントのニーズに対応した創造性の高いコンテンツを制作できるのかを問われる試験であるため、Webデザイナーを目指すのであれば、エキスパートは取得しておきたい資格といえるでしょう。

こちらも民間資格となります。

なお、受験料はエキスパート8,400円、スタンダード7,400円です。

Illustratorクリエイター能力試験

デザイン関係の資格とは?(Webデザイナー編)

Webデザイナーを目指すのであれば、Webに関する幅広い知識や、PhotoshopやIllustratorなどのツールに関する知識が必要です。

それらの知識を勉強し、資格を取得することで、Webデザイナーとして転職する時や、フリーランスとして仕事をもらう時などに、アピールすることができます。

たとえWebデザイナーを目指さなくても、Web制作に興味があるのであれば、スキルアップのために資格を活用しましょう。