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2019年最新!参考にしたいロゴガイドライン5選

ロゴマークを作成したら、一緒に作っておきたいのがロゴガイドラインです。

ガイドラインがないと、せっかく作ったロゴマークの広告効果が薄れてしまう可能性があります。

今回はロゴガイドラインについて、作成時に参考にしたい事例と合わせてご紹介します。

ロゴガイドラインって何?

ロゴマークやロゴタイプ、シンボルマークなどを扱う際の指標となるものをロゴガイドラインといいます。

ブランドガイドラインとも呼ばれており、具体的にはロゴマークを使用する際に守ってほしいことや禁止事項などが掲載されています。

これは「ロゴマークの標準化」を図るためです。

ロゴマークの標準化とは

標準化とは、誰が見ても同じものを連想するような基準を作り、それを遵守することをいいます。

例えば以下マークを見てください。

ロゴマーク標準化

こちらは月のマークです。

続いてこちらを御覧ください。

先程のロゴマークと比べていかがでしょう。

色違いだろうと思われる方が多いのではないでしょうか。

ではこちらは?

「月」という意味では同じですが、先程のロゴマークとは少し違いますよね。

さらにこちらを御覧ください。

おそらく大多数の人が「別のロゴマークだ」と感じるでしょう。

しかし、もしこれらがすべて「同じロゴマーク」を表しているとしたら、あなたはどう思いますか。

多くの方が「分かるわけない」「説明がないとわからない」と思うはずです。

今回の事例は明らかに別のものと分かるデザインを用意したのでわかりやすかったと思いますが、これと同じようなことが実際に起こっているのです。

特に以下のような加工をすると、同じロゴマークでも別物に見えやすくなります。

  • 色や形が少し違う
  • アレンジを加えた
  • 縦横比を変えて拡大・縮小した
  • 背景色が違う

法人ほど標準化が必要に

こうした現象は、一人で使用している際には起きにくい傾向にあります。

一方、使用する人数が多いと、思い思いの使い方をしてしまうため、見え方の違うロゴマークが生まれやすくなるのです。

そのため、法人や団体など大人数で掲げるロゴマークについては、特にロゴガイドラインの存在が重要だといえます。

標準化しないとどうなる?

せっかくロゴマークを作って広告などに掲示しても、媒体や制作者によって見え方が違うと、「これはどこの会社のロゴマークなの?」「同じような宣伝をたくさん見かけるけど、ロゴマークが違うから別の会社?」などと思われてしまいます。

これでは貴社が売った広告だとわかりにくいため、効果が薄れてしまいます。

場合によっては、見え方が違うために「この会社はあそこのロゴマークをパクっている」と思われる可能性もあります。

またロゴマークは会社を代表するものですので、「アイデンティティを大切にしない企業」と思われてしまうかもしれません。

こうした事態を防ぐためにも、ぜひロゴガイドラインを作っておきましょう。

いいロゴガイドラインを作るために参考にしたい5つの企業

ここからは実際にロゴガイドラインを作成し、公表している会社の事例をご紹介します。

自社のガイドライン作成時の参考にしてみてください。

1:PIXTA(ピクスタ)

PIXTAロゴガイドライン

画像引用元:ロゴ使用ガイドライン | ピクスタ株式会社

デジタル素材などを提供するPIXTAのロゴガイドラインです。

使用ルールなどと合わせてガイドラインが公開されており、使い方についてはしっかりした説明が図とともに紹介されています。

2:サイボウズ

サイボウズロゴガイドライン

画像引用元:コーポレートロゴガイドライン | サイボウズ株式会社

グループウェアアプリなどを提供しているサイボウズのロゴガイドラインです。

最初にコンセプトを紹介した後、端的にわかりやすくロゴマークの使い方を表記しています。

3:UNIONNET(ユニオンネット)

ユニオンネットロゴガイドライン

画像引用元:コーポレートロゴガイドライン | ウェブ戦略・コンサルティング UNIONNET Inc.

ウェブ戦略やコンサルティングなどを行うユニオンネットのガイドラインです。

ロゴの使い方パターンや禁止事項などがとてもわかりやすいのが特徴となっています。

4:CREATORS BANK(クリエイターズバンク)

CREATORS BANK(クリエイターズバンク)ロゴガイドライン

画像引用元:ロゴガイドライン|CREATORS BANK

クリエイター向けのコミュニティサイトを展開しているCREATORS BANK(クリエイターズバンク)のロゴガイドラインです。

ロゴを使って禁止事項をわかりやすく表記しています。

5:FRESH LIVE(フレッシュライブ)

画像引用元:FRESH LIVEロゴの利用について – FRESH LIVE テクニカルサポート

ライブ配信サービスを提供するFRESH LIVE(フレッシュライブ)のロゴガイドラインです。

WEBと紙媒体どちらの最小サイズを提示している点など、丁寧に説明しています。

2019年最新!参考にしたいロゴガイドライン5選 まとめ

ロゴガイドラインはロゴマークを標準化し、ロゴによる効果を最大化するために必要不可欠な資料です。

今回ご紹介した5社以外にも、さまざまな会社が作成・公開していますので、作成の際は是非チェックしてみてください。