思い入れのあるロゴを作りたい人や、質の高いものを求める場合におすすめしたいのが、オーダーメイドによるロゴマーク作成です。
今回はオーダーメイド型ロゴマークの作成方法やそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。
目次
オーダーメイド型とは
オーダーメイド型のロゴマーク作成法とはその名の通り、オリジナルのロゴマークを一から作ることを指します。
ロゴマークの作り方には他にもセレクト&アレンジ型やコンペ型などがありますが、その中でもオーダーメイド型は一般の方に比較的よく知られている方法です。
それぞれの特徴やオーダーメイド型の特徴についてはこちらの記事で御覧ください。
オーダーメイド型でロゴを作るメリット
オーダーメイド型でロゴマークを作成する場合の主なメリットは、なんと言っても依頼主の思いなどを盛り込んで一から作ってもらえる点にあります。
なぜロゴマークを作るのか、ユーザーにどんな思いや情報を伝えたいのかなどを伝えた上で作成してくれるので、満足度の高いデザインができやすい傾向にあります。
ロゴマークと一緒にコーポレートカラーやブランドを作り上げるという場合は、一から作成したほうがより良いものが出来上がるでしょう。
オーダーメイド型でロゴを作るデメリット
一方、一から作成する分コストがかかるというのが大きなデメリットとなります。
コストを掛ける分、良いものが出来上がればいいですが、なかなか満足いくものができずに時間がかかるケースもあるようです。
一方、セレクト&アレンジ型などある程度出来上がったロゴマークを購入する場合、すでに形ができているのでスムーズに進むということも。
もちろんセレクト&アレンジ型の場合、原型を留めないような大きな変更はできません。
どちらが良いかを検討した上でオーダーメイド型で作成するかどうかを決めたほうが良いでしょう。
オーダーメイド型でロゴマークを作る2つの方法
一般的には大きく2つの方法が挙げられます。
- デザイン事務所や個人で仕事を受注しているデザイナーに依頼する
- クラウドソーシングやオンラインマーケットを利用する
デザイナーやデザイン会社に依頼するのが一般的ですが、近年はクラウドソーシングやオンラインマーケットでデザイナーを探して依頼する方も増えてきました。
クラウドソーシングやオンラインマーケットを利用する場合のメリット・デメリット
クラウドソーシングとは、インターネットを通して仕事を依頼したり受注したりできるサービスのことを指します。
一方オンラインマーケットとは、登録者のスキルを「購入する」という形で依頼することで、さまざまなサービスが受けられるサイトです。
ロゴマークの場合は「ロゴ作成できるスキルを持つ人」に仕事を依頼するということになります。
どちらも比較的安価で作成を依頼できたり、デザイナーに出会いやすいというのが大きなメリットです。
しかし、デザイナーによって質に大きな差が出ることが多いほか、基本的にインターネット上でのやり取りとなるため、依頼主と相性が合うかどうかが分かりづらいというデメリットも。
ひどい場合だと、相手と連絡が取れなくなるということもあるようです。
相手が一方的に契約を破棄した場合、多くのサイトでは依頼金を返金してもらえるので、損をすることはありません。
ただ、時間や工数面でコストが掛かるため、その点を踏まえて依頼する必要があります。
クラウドソーシングサイトやオンラインマーケットの特徴を詳しく知りたい方はこちらの記事を御覧ください。
デザイン事務所や個人で活躍するデザイナーに依頼する場合のメリット・デメリット
クラウドソーシングやオンラインマーケットとの大きな違いは以下2点です。
- 作成前にある程度作品の質が把握できる
- クオリティが高いことが多い
プロとして活躍するデザイナーは、ポートフォリオという過去の自分の作品集を持っています。
また事務所の場合も過去事例をみせてもらえることがほとんどなので、希望のテイストに合ったデザイナーを見つけやすいでしょう。
もちろん、クラウドソーシングやオンラインマーケットに登録しているデザイナーにもポートフォリオを持つ人はたくさんいます。
しかし、登録者の中にはセミプロや勉強中といった人が多いのも、これらのサービスの特徴のひとつ。
そのためポートフォリオを持たない人もいるため、テイストを確認するのが難しくなります。
またプロのため、おのずとクオリティは高くなりますが、その分どうしても費用も割高になります。
費用が高い分、満足できるロゴマークを作ってもらえる可能性は高いですが、できるだけ安く抑えたい場合は難しいかもしれません。
オーダーメイド型でロゴマークを作る方法と各メリット&デメリット まとめ
オーダーメイドは依頼主の思いなどをヒアリングした上で一からロゴマークを作成する方法です。
一から作る分、満足度の高いものが出来上がりやすいですが、費用が高くなりがちというデメリットがあります。
オーダーメイドでロゴマークを作る方法には主に2通りありますので、どちらがいいか検討した上で利用するのが良いでしょう。