ロゴマークを作成したいけれど、できるだけ早く、値段を抑えて購入したい…。
そんな時におすすめなのが「セレクト&アレンジ型」のロゴマーク購入法です。
今回はセレクト&アレンジ型とはなにか、メリットやデメリットについても合わせてご紹介します。
目次
セレクト&アレンジ型って?
セレクト&アレンジ型とは、ある程度デザインが決まっているロゴマークを購入し、それを購入者の要望に合わせてアレンジしていくロゴマークの販売方法です。
ロゴマークの作成方法は、大きく3つあります。
- デザイナーやロゴ作成会社に一から作成してもらう(オーダーメイド型)
- コンペで案を募る(コンペ型)
- ストック販売サイトから購入する(ロゴ購入型)
ロゴ購入型とは、販売サイトが作ったロゴマークを購入するという方法です。
他の作成方法よりも早く手に入るほか、オーダーメイドに比べて割安というメリットがあります。
一方、細かな要望には答えられないといったデメリットがあるため、オリジナリティ溢れるものを作りたいという人には向かないかもしれません。
その点をカバーしたのがセレクト&アレンジ型です。
セレクト&アレンジ型でロゴを作るメリット
セレクト&アレンジ型には以下のようなメリットがあります。
- デザイナーを探す必要がない
- 作成時間が短縮できる
- オリジナルロゴマークを作りやすい
- 作成費を節約できる
デザイナーを探す必要がない
ロゴマークを一から作る場合、まずはデザイナーやデザイン会社に依頼しなくてはなりません。
しかし、該当する会社は山ほどあるため、探すだけでも重労働です。
そのため選定の段階で時間がかかることも少なくありません。
デザイナーやデザイン会社に出会えたとしても、満足するデザインを提示してもらえなかったり、思った以上に費用がかかったりして、一から探し直しという可能性もあります。
しかし、セレクト&アレンジ型は、すでに作成されたいくつかのロゴマーク案の中から、気に入ったものを購入する方法です。
そのためデザイナーやデザイン会社を一から探す必要がありません。
また気に入ったものから購入できるため、「デザインが満足できない」ということもなく、購入費用についてもあらかじめ提示されているので、大きく予算を上回るということはほとんどないでしょう。
作成時間が短縮できる
一からデザインを起こす場合は、依頼側がどんなものを作りたいのかをヒアリングするところから始まります。
それが終わって始めて作成に移るため、どうしても時間がかかってしまいます。
しかしセレクト&アレンジ型の場合は、すでに雛形というべきデザインができているので、それほど時間を要さずに作成することができます。
要望を反映してもらえる
ロゴ購入型の場合、既存のものを使うことになるので、デザイン的な要望が通らないというデメリットがあります。
しかしセレクト&アレンジ型であれば、ある程度アレンジしてもらえるため、よりオリジナリティのある作品を作ることができます。
明朗会計
ロゴ購入型やセレクト&アレンジ型の場合、すでに費用が提示されているので、「思ったよりも高かった」といったことがありません。
セレクト&アレンジ型でロゴを作るデメリット
多くのメリットがあるセレクト&アレンジ型ですが、デメリットもあります。
ここでは主なデメリットについてご紹介します。
- 原型を留めないようなアレンジはできない
- 修正回数が決まっている場合がある
- デザイナーやストック販売サイトの担当者と直接顔を合わせることが少ない
原型を留めないようなアレンジはできない
セレクト&アレンジ型はあくまで「購入したデザインのアレンジ」を行う手法です。
そのため、購入したデザインを大きく変えるようなアレンジはできません。
また、場合によってはアレンジ内容が決まっていることもあります。
購入前にどれくらいアレンジできるのかなどを確認しておくのが良いでしょう。
修正回数が決まっている場合がある
多くの場合、セレクト&アレンジ型の修正依頼回数は決まっていることがほとんどです。
大体3回程度を上限としているところが多いようです。
上限を超えた場合は追加費用が発生したり、場合によっては相談に乗ってもらえなかったりするので注意が必要です。
デザイナーやストック販売サイト担当者と直接顔を合わせることが少ない
ストック販売サイトの多くは、電話やメールですべてのやり取りを行っています。
そのためデザイナーはもちろん、会社の営業とも顔を合わせるということはほとんどありません。
顔を合わせて話をしたいという方は、オーダーメイド型をおすすめします。
セレクト&アレンジ型でロゴマークを作るメリット&デメリット まとめ
オリジナリティのあるロゴマークを、できるだけお手頃に、かつスピーディに手に入れたい場合に便利なセレクト&アレンジ型ロゴマーク購入。
さまざまなメリットがある一方、デメリットもあるので、両者を知った上で利用するかどうかを見極めるのが良いでしょう。