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ロゴマーク料金の内訳を大解剖!価格を抑えるコツは?

ロゴマーク料金の内訳を大解剖!価格を抑えるコツは?

ロゴマークの作成費用はデザイナーやデザイン会社によってかなりばらつきがあります。

そのため「どの会社に依頼したらいいのかわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

今回はロゴマーク作成の内訳を細かく見ていき、費用を抑えるポイントがどこにあるのかを見ていきましょう。

ロゴマークの料金の内訳は?

デザイナーやデザイン会社によって名称や詳細などは異なりますが、ロゴマーク作成料金は主に以下4つで構成されています。

  • デザイン費
  • CI/VIマニュアル・ガイドライン
  • 提案点数
  • 修正回数

それぞれについて見ていきましょう。

デザイン費とは?

ロゴマーク作成にかかる工数や依頼企業や個人デザイナーの能力などを加味して計算される費用です。

作成のための打ち合わせや、ストック販売サイトを利用した際のアレンジ費用などもこの中に含まれます。

※ストック販売サイトについては以下を御覧ください。

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デザイナーやデザイン会社によっては、商品用か企業向けかなど、用途によって価格を変えているところもあるようです。

そのほかロゴマークだけなのか、ロゴタイプも必要なのか、また使用するフォントによって料金が変わるところもあるので、事前に作成したいロゴマークのイメージを固めておくと良いかもしれません。

CI/VIマニュアル・ガイドライン作成費とは?

CIは「コーポレート・アイデンティティ」の略式で、企業の独自性や特徴など、いわゆるアイデンティティを社内外に伝えるための概念を表しています。

一方VIは「ビジュアル・アイデンティティ」を指しており、ロゴマークを含め、視覚化されたさまざまなデザイン要素を総称しています。

多くの人に「この会社のロゴマークはこれだ」と認識してもらうためには、イメージを標準化する必要があります。

CIマニュアルやVIガイドラインはそのためのルール化を図るものです。

作成費用はかかりますが、より多くの人に作成したロゴマークを知ってほしいのであれば、用意しておいたほうが良いでしょう。

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会社によってはデザイン費の中に組み込まれている場合もあります。

一方、要望がなければCI/VIマニュアル・ガイドライン自体を作成しないところもあるので、依頼前にこうした内容が含まれているか確認しておいたほうが良いでしょう。

提案点数

デザイナーやデザイン会社が一度に提案するロゴマーク案の数のことです。

デザイン会社の場合、点数に合わせて料金を設定しているところが多く見られます。

一度に2〜3案程度を出すところが多いようですが、1案しか提案しないというデザイナーもいます。

色々なバリエーションを見てみたいという方は、依頼前に何案出してもらえるか確認しておくと良いでしょう。

修正回数

提案されたロゴマーク案の修正回数によっても、料金は大きく変わります。

多くの会社やデザイナーは、事前に修正回数を設定しており、決められた回数以上になる場合は追加料金がかかります。

場合によっては修正回数に応じて料金プランを複数用意していることもあるようです。

提案数と併せて、こちらも事前に確認しておきましょう。

ロゴマーク費用を抑える5つのコツ

ではロゴマーク費用を抑えるために、どのようなことができるのでしょうか。

主な方法を5つご紹介します。

  1. 提案点数を減らす
  2. 修正回数を減らす
  3. 契約内容の確認
  4. 大きな修正は初回で行う
  5. コンペやストック販売サイトを利用する

提案点数を減らす

提案点数が多ければ多いほど、料金は高くなる傾向にあります。

提案点数をできるだけ絞り込めば、費用を抑えることができるでしょう。

修正回数を減らす

提案点数同様、料金に直結するのが修正回数です。

回数を減らせば価格を抑えることができますが、その分ブラッシュアップの機会も減ってしまいます。

場合によっては修正回数を途中で追加することもできますが、割高になることが多い傾向にあります。

修正回数を減らすのであれば、作成前の打ち合わせで入念にイメージのすり合わせを行っておきましょう。

契約内容を事前に確認する

多くのデザイナーやデザイン会社は、ここまで細かく内訳を出していないものです。

そのため詳細を聞かずに「こんなものだろう」と契約してしまうと、不要な内容があったり、逆に追加料金を払わなければならなくなったりすることがあります。

必要なものだけをお願いするという意味でも、契約内容は依頼前にしっかり確認しておきましょう。

大きな修正は初回で行う

修正回数が多いクライアントには、事前に十分なすり合わせができていない、もしくは修正内容が毎回変わるといった傾向があります。

もし大きな修正があった場合は、できるだけ早めに伝えましょう。

またすり合わせの時点で決まった軸となる内容は、基本的には最後まで変更しないことをおすすめします。

コンペやストック販売サイトを利用する

これらの方法は少ない費用で多くのロゴマーク案を手に入れることができる方法のひとつです。

ただしロゴマークの場合は、いい案が出ないことがあったり、オリジナルの要素を加えにくかったりといったデメリットがあります。

ストック販売サイトの場合、多くのロゴマークからイメージに合ったものを選べるほか、購入後にアレンジを加えられるサイトも少なくありません。

こうした特性を理解した上で、どちらがいいか検討してみてはいかがでしょうか。

ロゴマーク料金の内訳を大解剖!価格を抑えるコツは? まとめ

ロゴマーク費用を抑えるコツは、デザイナーの工数を抑えることだといえます。

今回は内訳を明確にするために細かくご紹介しましたが、多くのデザイナーやデザイン会社の見積書には、これほど詳細に記載されていません。

契約前に内訳や修正回数などを細かく確認することが、価格を抑える大きなポイントになりますので、必ずチェックしておきましょう。