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WEBデザインの作業ごとの平均相場と用意しておきたい予算【2019年】

WEBデザインの平均的な価格と平均的な予算

ホームページ作成に欠かせないWEBデザインですが、相場感がわからないという方が多いようです。

制作会社の場合は、WEBデザインを含んだ価格表が提示されているため予算に合わせて選ぶことができます。

しかし、フリーランスのWEBデザイナーに依頼する場合はどうなのでしょうか。

そこで今回は、あくまで参考ではありますが、WEBデザインの平均的な相場と予算をご紹介します。

※情報は2019年9月6日時点の情報です。

WEBデザインの価格帯

WEBデザインには、固定された明確な価格帯というものが存在しません。

WEBデザイナーのスキルはもちろん、作業工程や制作物によって発生する料金が左右されるからです。

たとえば、ホームページのデザインのみの依頼と、提案からコーディングまでを任せる場合とでは、当然ながら価格が大きく異なってきます。

料金についてはWEBデザイナーがクライアントと打ち合わせをしながら、工程ごとに予算を提示するのが一般的です。

WEBデザインの平均価格

WEBサイトはトップページも含めて複数の下層ページで構成されています。

WEBデザインを依頼する際には、ページ毎にデザインをしなければなりません。

また、PCやスマホなど表示させるデバイスによってもデザイン費用は変わります。

スマホファーストが拡大する最近の傾向としては、スマホにも対応できるレスポンシブデザインが推奨されており、価格もやや高くなるようです。

作成するWEBページ別の平均価格

ページ別のデザイン費用の平均価格をみてみましょう。

あくまでも一般的な平均価格ですので、参考にしてみてください。

トップページ:50,000円~130,000円

WEBサイトで最初に表示されるもっとも重要なページです。

いわばWEBサイトの顔ともいえるトップページのデザインは、全体のクオリティを大きく左右します。

トップページは高画質な画像や動きのあるページ構成が採用されることもあるなど、コンテンツの種類によっても価格は異なります。

スマホにも対応できるレスポンシブデザインの場合は、平均価格にプラス20,000円が一般的です。

下層ページ:20,000円~70,000円

下層ページはトップページの半額ほどが平均価格といえます。

ただ、トップページに関連するコンテンツや階層によって価格には違いがあります。

また、最初からデザインするのではなく、テンプレートを使うと価格を抑えることが可能です。

派生ページ:10,000円~35,000円

下層ページと同様のデザイン構成で少しだけ変更して作成するページのことです。

あえてデザインする必要がない場合も多いため、コーディング費用のみが発生することが多い傾向にあります。

ランディングページ:60,000円~200,000円

他のサイトから訪問したユーザーが最初に到達するページのことです。

広告的な意味合いが強く、縦長で作成する方法が主流といえます。

ページの長さによって価格が異なり、デザイン費用も他のページより高額になりがちです。

その他のWEBページ作成に関する平均価格

バナーデザイン:5,000円~50,000円

動きのあるGIFで作成すると価格は高くなります。

また、サイズの違うバナーを複数作成すると、半額以下の価格が一般的です。

ロゴデザイン:30,000円~150,000円

ロゴマークやロゴタイプは、制作内容によって価格の幅が大きく異なります。

また企業理念や特色などをロゴデザインに表現する場合は、さらに高額な費用が必要です。

コーディング/1ページ:8,000円~20,000円

WEBデザイナーがコーディングまでを請け負う場合は、デザイン費用にプラスした価格となります。

コーディングとは、作成したWEBデザインをインターネット上に表示するためのプログラム作業のことです。

プログラム言語に関する専門的な知識が必要となりますが、WEBデザイナーがデザイン作成とあわせて行う場合もあります。

レスポンシブデザインが主流の現在、複雑な作業が多いためコーディング費用も高くなる傾向といえるでしょう。

WEBデザイン全体の平均的な予算

WEBサイトを作成する際には、デザイン費用も含めた予算を決めておかなくてはなりません。

一般的なWEBサイト制作費用は、20万円から30万円くらいが平均的な相場です。

ただし、WEBサイトの予算はデザインによって大きく違ってきます。

したがって、オリジナルデザインにこだわりたい場合は、平均的な予算よりも高めに設定する必要があります。

WEB制作会社があらかじめ用意しているテンプレートを利用すると費用を安く抑えることが可能です。

ほかにもWordPressやJimdo、WixなどのCMSを導入してカスタマイズする方法がおすすめです。

CMSとは、プログラム言語の専門知識がなくてもWEBページを作成・更新できるシステムのことです。

カスタマイズには一定の料金が発生しますが、最初からWEBサイトを作るよりは、予算を抑える効果が期待できます。

また、WEBサイトで使用する画像やテキストなどを自分で準備すると、制作費用を抑えることが可能です。

WEBデザインの作業ごとの平均相場と用意しておきたい予算【2019年】 まとめ

WEBデザインは、WEBサイト作成には欠かせない工程です。

WEBデザインなしには、WEBサイトを構成することができないといっても過言ではありありません。

平均的な価格帯はあるものの、WEB制作会社やフリーランスのWEBデザイナーによって値段の幅が広いことも事実です。

WEBデザイナーに依頼する前に、ご紹介した平均的な価格を参考にしてみてください。