WEBサイトを作成したいと思っているけれど、デザイナーに依頼するほどの余力はないとお悩みではありませんか?
そんな方にオススメなのが、デザインやWEBサイト制作に関する専門的な知識がなくても扱えるホームページ制作サービスです。
さまざまなサービスがありますが、実は事前にいくつかのポイントを確認しておかないと、あとで面倒な対応が必要になることがあります。
そこで今回は、自主制作する前に確認しておきたいポイントとともに、おすすめのサービスについてもご紹介します。
目次
自主制作する前に確認したい7つのポイント
デザイン制作会社やデザイナーに依頼せずに、WEBサイトを自主制作する場合、感覚的にデザインできるようなサービスを利用するのがおすすめです。
いくつか種類がありますが、どれを利用したとしても、事前に確認しておくべきポイントがあります。
・ある程度自分で扱えるシステムか
・アクセス解析ツールが導入できるか
・セキュリティ対策は万全か
・サービスに必要な機能が用意できるか
・ドメインを取得できるか
・SEO対策やスマホ対応が可能か
・広告などが表示されてもよいか
ある程度自分で扱えるシステムか
どれだけ素晴らしいシステムでも、担当者が扱えなければ意味がありません。
サンプルやお試し期間が設けられているサービスの場合は、一度使ってみるのがおすすめです。
またデザインの知識がない場合は、特に以下について確認しておくと良いでしょう。
・日本語で受けられるサポートがあるか
・コーディングの知識がなくても問題なく運用できるか
万が一不明点が発生しても、日本語でサポートが受けられるなら安心ですよね。
アクセス解析ツールが導入できるか
特に商業利用する場合は、どれくらいの人が見てくれているのか、またどんなアクションを起こしているのかを分析する必要があります。
そのためにはアクセス解析ツールの導入が必要です。
サービスの中には、アクセス解析が含まれているものもありますが、中には細かな部分まで分析できなかったり、一定の期間しか見れなかったりするものも。
商業用として利用する場合、できればGoogle Analyticsが導入できるかを確認しておいたほうが良いでしょう。
Google AnalyticsはGoogle社が無償で提供しているアクセス分析ツールです。
無料ですが細かい部分まで分析することができるので、サイトを運用するならぜひ活用したいツールと言えます。
その他にもさまざまなアクセス解析ツールがありますが、いずれにしても、できるだけ外部のものを活用できるものがのぞ
セキュリティ対策は万全か
サイト運営で大きなポイントになるのがセキュリティ対策です。
特に通販サイトなど個人情報を扱うサイトの場合、情報漏えいは絶対に避けなければなりません。
近年、こうしたホームページ制作サービスの多くは、セキュリティ面に力を入れているところがほとんどです。
しかし、なかには安心できない内容になっているものもあります。
サービスのセキュリティ内容を確認し、安心して扱えるかどうかを確認しておきましょう。
サービスに必要な機能が用意できるか
作成するサイトによっては「問い合わせページを作りたい」「通販機能をもたせたい」など、さまざまな機能が必要になるものもあります。
作成時に必要ではないと思っていても、後にほしくなることもあり、新たに新しいサイトを作らなければならなくなることもあるようです。
特に通販サイトの場合、特別なシステムが必要になることも。
そのため作成時には3年から5年先の運用計画を立てるとともに、これらに必要なサービスが揃っているかどうかも確認しておいたほうが良いでしょう。
独自ドメインを取得できるか
ホームページ制作サービスには、ドメインの取得が必要なものと、標準で付与してくれるものがあります。
後者の場合「https://designk.jp/●●」など、各サービスの独自ドメインの後に希望するURLが付くことがほとんどです。
「designk.jp」を独自のものにするためには、改めて独自ドメインの取得が必要です。
ホームページ制作サービスの中には、月額利用料を支払うことで、独自ドメインを使用できたり付与してくれるところがあります。
特に商用の場合、独自ドメイン化かどうかがじゅうようしされることもありますので、事前に必要性を確認しておきましょう。
SEO対策やスマホ対応が可能か
ホームページ運用で欠かせないのがSEO対策とスマホ対応です。
SEOとは、検索エンジンにおいてあるキーワードで検索された時に、自社サイトが検索結果の上位に表示されるようにするための施策のことです。
一方スマホ対応とは、レイアウトなどをスマホでも見やすいようにすることで、近年はレスポンシブデザイン(デバイスに合わせてデザインを表示する技術)を採用するところが多く見られます。
ホームページ制作サービスには、標準でこうした施策や対応ができるところがあるため、こうしたサービスを利用するのが良いでしょう。
広告などが表示されてもよいか
ホームページ制作サービスの無料プランの多くは、サイトのどこかに広告が表示されるようになっています。
自社とは関係のない広告が表示されるほか、サイト全体のデザイン性を損なう恐れもあるため、表示したくない場合は有料プランを利用したほうが良いでしょう。
テンプレ豊富!簡単に作成できるサービス4選
上記に加え、気になるのがデザインテンプレートの豊富さではないでしょうか。
そこでここからは、デザインテンプレートが豊富なホームページ制作サービスをご紹介します。
ペライチ
<主な特徴>
・ライトプラン以上なら独自ドメインも
・通販機能をプラスできる
その名の通り、一枚もののホームページ制作が無料で作れるホームページ制作サービスです。
近年はこうした、縦長ページですべての内容を網羅する「一枚もの」のサイトが増えています。
こうしたサイトは分かりやすく、また作成者にとっても扱いやすいため、特に初めてサイトを作成する人にはおすすめだといえます。
無料プラン以外にも、3ページまで公開でき、独自ドメインを使用できるライトプランや、決済サービスを利用できるビジネスプランなどがあるので、将来的に機能を増やしたい人にもおすすめです。
WIX
<主な特徴>
・テンプレート数は500種類以上
・困った時に使えるADI(人工デザイン知能)搭載
・比較的自由度が高い
500種類という豊富なテンプレが魅力のWIX。
デザインの自由度の高さはもちろん、AIを活用してサイト制作できるなど、他とは違ったサービスを展開しています。
より高度なサイトを作りたいなら、こちらを活用してみても良いかもしれません。
Jimdo(ジンドゥー)
<主な特徴>
・感覚的に操作できる
・通販機能あり
スマホからもサイト作成できる、ホームページ制作の老舗サービスの一つです。
ブログや通販機能など、さまざまな用途に対応しています。
また有料ですが、独自ドメインの取得も可能。
サービス内でドメイン取得まで完結できるのはうれしいですね。
BASE(ベイス)
<主な特徴>
・シンプルな通販サイトがすぐ作れる
・80万以上のWEBショップモールに出店できる
・集客・販促サポート機能も
通販サイト制作に特化したサービスです。
シンプルで分かりやすい通販サイトが数分で作れるということで人気を博しています。
また「BASE」だけのショッピングアプリもあるので、利用者に見つけてもらいやすいという利点も。
通販に必要な機能は揃っているので、これから新たに始めたいという人におすすめです。
WEBサイトを自主制作できるサービスとその特徴【2020年】 まとめ
自社でWEBサイトを構築することは可能ですが、事前にさまざまな点を確認しておくことが大切です。
今回ご紹介した内容を元に、ぜひ自社でWEBサイトを立ち上げてみてくださいね。