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オシャレなマラソン大会のTシャツの特徴と一例をご紹介!

オシャレなマラソン大会のTシャツの特徴と一例をご紹介!

マラソン大会は必ずと言っていいほど参加賞がもらえます。

その参加賞目当てにマラソン大会に出場するという人も多く、年々日本国内におけるランナー人口は増加し続けています。

参加賞としてもらう確率が高いのが「大会Tシャツ」…なのですが、どうせもらうのであれば、オシャレなものが欲しいのは誰でも思うこと。

ランナーがオシャレと思うデザインはどのようなデザインなのか、すでに公表されている大会Tシャツの中から、オシャレなものをご紹介します。

Tシャツデザインの良し悪しで参加人数も変わる?

毎年3月に行われている東京マラソンは、2020年大会で14回を迎えます。

参加定員が37,500人いう人数の多さであるのにもかかわらず、参加申込者が多いため、毎年抽選となり、2019年大会における抽選倍率は11倍近くにもなったそうです。

東京マラソンだけではなく、全国の市町村で5,000人以上が参加するマラソン大会は158大会もあり、全国の数多くのランナーが参加しています。

ランナーの中には自分が住んでいる地域だけではなく、「旅ラン」といって旅行とマラソンを一緒に楽しむランナーも多く、マラソンTシャツは旅ランの思い出となっています。

そんなマラソンTシャツですが、参加賞としてもらった後、多くのランナーは日頃の練習用のTシャツとして使っています。

ランナーは、Tシャツやパンツなどの自分の好みにあったグッズを身に着けてランニングすることで、日々の練習のモチベーションをあげているのです。

大会でデザインがオシャレなTシャツをもらえれば、着る機会は必然と増えます。

それとともに、一緒に走っているラン仲間や、たまたま並走したランナーから見られる機会も多くなるでしょう。

そうなると「オシャレなTシャツがもらえるなら、そのマラソン大会に参加してみよう」と思う人もいるのではないでしょうか。

大会Tシャツを着たランナーが一人でも多く街中を走ることで、宣伝しなくても広告塔になっているのです。

Tシャツの評価にマラソン大会主催者もドキドキ?!

参加定員が5,000人を超える大きな大会の場合は、大会のホームページだけではなく、FacebookやTwitter、Instagram等のSNSを活用して告知しています。

大会申込や宿泊案内、ゲストランナーや大会中の給食情報など数多くの情報を写真を使って配信することで、多くのランナーに参加申込をしてもらおうとしているのです。

参加賞がTシャツである場合、大会によっては大会前日までにTシャツデザインをSNSにて公表していることもあります。

デザインによっては、「前年度の方が良かった」「デザインがダサすぎる」など厳しい意見もあるようです。

そのため大会によっては、大会Tシャツのデザインをランナーからの投票で選んでもらい、決定しているところもあるほどです。

SNSが普及している今、大会Tシャツのデザインの不出来で大会自体の印象が悪くなることも。

大会主催者にとって大会Tシャツのデザインは頭を悩ませるタネになっているそうです。

オシャレな大会Tシャツ3つの特徴

肌ざわりの良い、速乾素材の生地を使ったTシャツがランナーには好まれますが、デザインという観点からTシャツを考えた場合、以下のような特徴が考えられます。

① 落ち着いた配色

子どもが参加できるマラソン大会もありますが、参加者の大半は大人です。

子ども服のように奇抜で、コントラストが強い配色では、ランナーからダサいと思われてしまいます。

大人が着ても恥ずかしくない落ち着いた配色が好まれるのです。

しかし、Tシャツ生地の色を黒色にするのは避けましょう。

ランナーは野外で走ることもあります。

生地が黒色だと太陽の光を吸収し、身体の熱を放出しにくくなるため、黒色は好まない傾向にあるのです。

② 日本語を使っていない

ほとんどの大会には地名が入っています。

そのため、Tシャツに大会名を日本語で大きく書いたものをよく見かけますが、

Tシャツに日本語が書いてあるとダサさが強調されてしまいます。

大会名を日本語からアルファベットにすることでダサさを軽減しましょう。

③ キャラクターを多様していない

ご当地ゆるキャラがTシャツに描かれている場合もありますが、中には大会自作のキャラクターが前面に描かれたTシャツもあります。

確かに可愛いこともありますが、前述したとおり、着用するのは多くの場合、子どもではなく大人です。

キャラクターを使用する場合にはシルエットにしたり、描かれる面積を小さくするなどの工夫が必要です。

オシャレな大会Tシャツを提供した大会とは

ランナーからは、過去に数多くの大会に出場しているため、参加賞としてもらった大会Tシャツを一度も袖を通さないままリサイクルショップへ…という話をよく聞きます。

しかし、オシャレなTシャツだったら、どうでしょう。

ラン仲間に自慢するだけではなく、SNSを使って不特定多数の人に自慢するかもしれません。

また、練習時だけではなく、大会で着用することもあるでしょう。

では、2019年に開催した、またはこれから開催するマラソン大会の中から、オシャレなマラソンTシャツを提供した大会をご紹介しましょう。

東京マラソン(2019年)

画像引用元:東京マラソン財団 / Tokyo Marathon Foundation

普段は走ることができない浅草や銀座といった東京の名所を巡る42.195kmのコースは、国内だけではなく海外からも参加される方が多い大会です。

2019年3月3日に行われた2019年大会のTシャツは、一見するとマラソンのスタートシーンにも見えるカラフルなビジュアル。

でもスポーツウェアではなく普段着であることに気付いた方はいらっしゃるでしょうか。

大会は年に一度ではありますが、この大会に関係している大会スタッフやランナーの背景にはひとりひとり違った日常があります。

彼らの日常生活そのものと走ることを融合された熱量が、この大会を形作っているのです。

「Ready?」というマラソンらしい呼びかけで、スタート前のワクワク感が表現されたデザインといえます。

北海道マラソン(2019年)

北海道マラソンTシャツ

画像引用元:北海道マラソン Hokkaido

1987年にはじまった北海道マラソンは、2019年大会で33回目を迎えました。

この33回目にちなんで、大会Tシャツには33個の星があしらわれています。

フルマラソン参加者にはネイビーを、ファンラン参加者にはピンクのTシャツが提供されます。

どちらのTシャツにも片面全体に大きさの異なる星々が散らばっているようなイメージでデザインされています。

これは、北海道から全国へ、また世界へというメッセージが含まれているそうです。

このTシャツであれば、ランニング以外のスポーツにも、または街着としても使えるのではないでしょうか。

福岡マラソン(2019年)

福岡マラソンTシャツ

画像引用元:福岡マラソン

2019年11月10日に行われる福岡マラソンは、福岡の中心地である天神をスタートして美しい自然いっぱいの糸島までの42.195kmを五感で感じることができる大会です。都会と自然のどちらも楽しみながら走ることができることも特徴でしょう。

この大会では事前に大会Tシャツの候補をSNSで挙げ、一般ユーザーから公募することで大会Tシャツを決定しています。

2019年大会での大会Tシャツは、北海道マラソンと同じく星があしらわれたTシャツとなりました。

Tシャツ前面はシンプルで裏面に「19」と、大会年度である2019年から取った数字があしらわれています。

一見するとバスケットボールやサッカー、フットサルといったスポーツのユニフォームのようなデザインです。

オシャレなマラソン大会のTシャツの特徴と一例をご紹介! まとめ

オシャレな大会Tシャツがもらえるのなら、参加申込をしてしまおうかなと思った方もいるのではないでしょうか。

マラソン大会は秋から冬に多く開催されています。

参加賞目当てであっても大会に参加することは可能です。

ぜひマラソンにチャレンジしてオシャレな大会Tシャツをもらいましょう。