新型コロナウイルス感染拡大の影響で、対面ではなくWEB会議を起用する企業が増えてきました。
単に打ち合わせだけではなく、リモートワークに移行している企業も多くあります。
そこで、WEB完結の仕事が多い方や、WEBでコミュニケーションを取っていきたい方のために「クリエイターが打ち合わせで活用したい便利なサービス」をご紹介します。
2020年7月1日まで無料で利用することができるサービスもあるので、ぜひご活用ください。
※情報は2020年5月20日時点のものです。
目次
Zoom
メッセージの送信とコンテンツ共有が可能なビデオ会議です。
リアルタイムでデバイスを問わず、多彩な方とコミュニケーションを取ることができます。
利用しているメールやカレンダーアプリから、簡単にスケジュールを作成し会議に参加することができます。
プランと価格
無料のパーソナルミーティング
100人まで参加できるホストになることが可能です。
グループミーティングは40分まで行うことができます。
1対1のミーティングは無制限です。
プロプラン ¥2,000/月/ホスト
大規模なミーティングに対して、参加者をオプション(有料)で増やすことができます。
ミーティングの時間は24時間に制限されているので注意が必要です。
多彩な機能があり、「Skype for Business(Lync)相互運用性」等の特徴があります。
ビジネスプラン ¥2,700/月/ホスト
※10ホストから契約可能
300名の参加者を含むグループミーティングが可能です。
英語による専用電話サポートや、会社のブランディング等、多彩な機能を利用することができます。
企業プラン ¥2,700/月/ホスト
※100ホストから契約可能
大企業向けのプランです。
エンタープライズには500名の、エンタープライズプラスには1,000名の参加者が含まれています。
無制限のクラウド保存や、エグゼクティブ事業レビュー等の機能が提供されています。
無料プランでも十分に活用できるWEB会議サービスですので、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。
FACEHUB
インストールやアカウントが不要なWEB会議サービスです。
ビデオ通話のURLを作成し、共有するだけで使うことができます。
スマートフォンやタブレット端末から専用アプリを利用するタイプと、アプリなしでスマホブラウザを利用するタイプがあります。
1対1だけではなく、1対NやN対Nの利用も可能です。
録画や録音機能が有料オプションにあるので、会議のログを取ることができます。
プランと価格
FaceHubを利用するには、「初期費用」と「月額費用」の支払いが必要です。
月額費用は1ライセンスにつき1万円からと公開されています。
「スマホファースト」を売りにしているWEB会議サービスです。
出先での会議参加でも、PCを持参する必要がないのは嬉しいポイントと言えます。
Microsoft Teams
Teamsでは、チャットやテレビ会議だけではなく、音声通話にコラボレーションといったビジネスシーンに欠かせない動作を1ヶ所で行うことができます。
WordやExcelだけではなくPowerPointにもリアルタイムでアクセスし共有したり編集したりすることができます。
ビデオ会議は1対1だけではなく、チームもしくは最大で10,000人規模のライブイベント実施も可能です。
どのプラットフォームでも操作性が一緒なのも魅力のひとつです。
Microsoft Teams×Slack
ビジネスチャットアプリ「Slack」と、Microsoft 365ユーザー向けに開発され、チャットや会議などができるグループウェアとして知られる「Microsoft Teams」。
この2つが2020年4月に連携し、Slack上からTeamsの通話に参加することができるようになりました。
これにより、コミュニケーションツールとして人気のSlackがより便利になります。
以下ではOffice 365のプランと価格についてご説明いたします。
プランと価格
Microsoft Teams
チャットとコラボレーションと一部機能を利用できる無料プランです。
Microsoft 365 Business Basic
月額:¥540相当/月(年間契約)/ユーザー
Microsoft 365の一部の機能を使用することができます。
メールボックスは50GBで、独自のメールドメインを使用できるだけではなく、OneDriveクラウドストレージをユーザー1人につき1TB使用することが可能です。
年間契約で、最初の6ヶ月間は無料で利用できるのも嬉しいポイントです。
Office 365 E1
月額:¥870/月/ユーザー
メールやファイルの共有、オンライン会議などの法人向けサービスを主体としたプランです。
メールボックスは50GBで、独自のメールドメインアドレスを使用することができます。
Office アプリケーションは含まれませんので注意が必要です。
Office 365 ProPlus
月額:¥1,300/月/ユーザー
Word・ExcelといったOfficeアプリ及びクラウド上でファイルの保存と共有をすることができます。
法人メールは含まれませんので注意が必要です。
Microsoft 365 Business Basic
月額:¥1360相当/月(年間契約)/ユーザー
Microsoft 365 Business Basicプランに加えて、1ライセンスにつき、ユーザー1人あたりモバイルディバイス・タブレット・PC各5台ずつに、Officeアプリのフル機能をインストールして利用することができます。
Office 365 E3
月額:¥2,170/月/ユーザー
ProPlus とOffice 365 E1の全ての機能と、セキュリティにコンプライアンス、データ損失防止や訴訟ホールドなどのツールを提供します。
メールボックスは100GBで、独自のメールドメインアドレスを使用することができます。
また、個人用のオンラインストレージが無制限で利用できるのも魅力のひとつです。
Office 365 E5
月額:¥3,810/月/ユーザー
Office 365 E3 の全ての機能と、セキュリティや分析、そして音声通信の高度な機能を利用することができるプランです。
メールボックスは100GBで、独自のメールドメインアドレスを使用できます。
さらに、個人用のオンラインストレージが無制限で利用することができます。
Microsoftofficeとの親和性が高く、多彩なアプリケーションとコラボレーションすることができます。
officeユーザーであれば導入もスムーズです。
Google Meet
G Suiteの通話機能を担うGoogle Meet。
これまではG Suiteユーザーしか使用できませんでしたが、2020年4月からはGoogleの無料アカウントしか持っていなくても、最大100人参加できるミーティングを主催できるようになりました。
またGoogleのアカウントを持っていないユーザーも招待できるため、より幅広いクリエイターが活用しやすいツールになったと言えるでしょう。。
無料で利用できるのは60分までとなりますが、2020年9月30日までは制限なく利用することができます。
Google MeetはGoogleカレンダーの予定やメールの招待状などから直接参加することが可能なので、Googleのツールを頻繁に使用しているユーザーにとってはうれしい機能といえるでしょう。
端末を選ばず、PCだけではなくスマートフォンやタブレット端末からの接続も可能です。
さらにG Suiteユーザーの場合、2020年9月30日までは1回の通話に最大250人が参加することができ、ドメイン内の最大100,000人に向けてライブストリーミングを配信することが可能です。
また会議の記録も無料で行うこともできます(以降は有料プランへの加入が必要です)。
プランと価格
ここではGoogle Meetを使用するための、G Suiteのプランについてご紹介します。
Basic
月額:¥680/月/ユーザー
Googleの多彩なアプリを利用することができます。
ドライブのストレージは30GBです。
Business
月額:¥1,360/月/ユーザー
Googleの多彩なアプリの使用だけでなく、ドライブのストレージは、ユーザーが5人以下の場合、1人当たり1TBで、ユーザーが5人以上の場合には無制限で使用することができます。
Enterprise
月額:¥3,000/月/ユーザー
Businessの機能に加えて、セキュリティと管理機能を更に強化しています。
Googleのサービスと親和性が高いWEB会議です。
Whereby(旧:appear.in)
海外サイトなのでサイトやアプリは英語表記ですが、無料でビデオ会議の利用ができるWEBサービスです。
プランと価格
Free
月額:無料
最大4人がミーティングルームに参加することができます。
1ユーザーにつき作成できるミーティングルームはひとつです。
Pro
月額:9.99ドル
最大12人がミーティングルームに参加することができます。
1ユーザーにつき作成できるミーティングルームは3つです。
プレミアムサポートを利用することができる他、5ドルのアドオンで録音も可能になります。
Business
月額:59.99ドル
最大50人がミーティングルームに参加することができます。
12人は同時にビデオ会議が可能で、その他の参加者はオーディオのみの参加になります。
1ユーザーにつき作成できるミーティングルームは10です。
会議の録音が可能で、記録した後にダウンロードしてローカルに保存・共有することができます。
インストール不要で利用することができるので便利です。
【2020年】クリエイターにおすすめのWEB会議ツールはどれ?利用料やポイントも まとめ
新型コロナウイルス感染拡大の救済措置として、Google Meetでは2020年9月30日まで無料で利用できるサービスの幅が広がります
この機会に多彩なサービスを活用してみてはいかがでしょうか。
デザインのコト。では、WEB会議以外にも多彩なクリエイター向けサービスをご紹介していく予定です。
そちらもあわせてご一読ください。