文房具を侮るなかれ。
文房具屋さん大賞に文房具ソムリエ、文具女子博に文房具カフェなど、地味な存在だった文房具は今や開花し、ブームとなっています。
使いやすさだけではなく、こだわったデザインの商品がてんこ盛りです。
今回は、文房具ブームを巻き起こした「文房具デザイン」に注目しつつ、一歩先行く斬新なデザインの文房具をご紹介しましょう。
目次
デジタル時代にあえてアナログがカッコいい!
令和の時代になり、オフィスがフリーアドレスからリモートワーク、モバイルワークへと移り変わり、それが常識となりつつあります。
会社でも1人に1台のノートパソコンが貸与され、会議の時には紙のノートではなく、ノートパソコンを持参するのが当たり前となりました。
そのようなデジタル時代の中で、あえてアナログな文房具ブームが巻き起こっているのです。
文房具がフューチャーされる要因となったのは?
2008年にリーマンショックで日本経済にも大きな打撃がありました。
人員削減を行うだけではなく、経費削減も行い、どうにか経営を保っていたのです。
経費削減の影響から、仕事で使うノートやボールペンなどの文房具が支給されなくなります。
いくらデジタルが横行している社会の中でも、文房具は私たちが仕事をしていくうえで欠かせない代物なのです。
当初は、女性社員が自分の好みに合った文房具を使うことで、仕事のモチベーションも上がると、かわいい文房具がブームとなります。
その後、女性だけのブームから男性にもブームが飛び火し、かわいいだけではなく、オフィスシーンにも合うオシャレなデザイン文房具が主流となっていったのです。
今まさに激アツ!デザイン文房具がブームに
文房具は、ただブームの波に乗っているだけではなく、機能も日々進化しています。
私たちが「こういう文房具があったらいいな」という想いを文房具メーカーの開発者たちが実現してくれているのです。
最近ではキャップがないのにインクが乾かない、ゼブラ株式会社の「クリッカート」というペンや、紙の端まできれいに塗ることができるコクヨ株式会社の「GLOO」というスティックのりは、私たちの想いを実現させた商品といえるのではないでしょうか。
その想いは機能面だけではありません。
女性だけではなく、男性も使いたいと思わせるオシャレなデザインの文房具が続々誕生し、テレビや雑誌で取り上げられるほどのブームとなったのです。
今では優れた文房具を表彰する大会や、文房具に関する資格、また文房具好きな女子達が集まる女子会や展示会など、巷では多くの人から文房具は注目されています。
ブームから新しい言葉も誕生
最近、TwitterなどのSNSでよく「沼」というネット用語が使われていますが、この意味をご存知でしょうか。
何かにどっぷりとはまってしまうことを「沼」と言い、この文房具ブームにおいても「インク沼」という言葉が誕生しました。
デジタル時代において、文字を書くことが少なくなる中、あえて「手書き」をすることで、自分の個性を表現することができるという、万年筆愛好者は数多く存在します。
万年筆には、インクが必要です。
色の世界には、計り知れない数の色があり、インクについても同じようにたくさんの色が存在します。
万年筆を通じて紙の上に表現されたインクの色や濃淡の魅力にはまる人が増えているのです。
かなりマニアックな世界ではありますが、ブームの影響もあり、作られた言葉なのではないでしょうか。
時代の先端をいく文房具デザインとは
「これはこうあるべきだ」という固定観念は誰でもあります。
しかし、その固定観念を覆す動きが文房具業界にはあるのです。
例えば、シャープペンシルの芯は折れてしまうことが当たり前だと思っていませんか?
しかし、芯が折れないシャープペンシルが開発され、すでに販売されています。
学生時代に試験中に緊張のあまり、筆圧が高くなり、芯を折ってばかりいて問題がなかなか進まなかったという方にとっては朗報かもしれませんね。
デザインについても同様です。
例えば、仕事で付箋を使うことはないでしょうか。
付箋は「蛍光カラーで四角い形で、大・中・小の3種類のサイズくらいしかないもの」という考えをお持ちではないですか?
最近では、動物や果物の形や、星型やハート型などの付箋など四角い形にこだわらず、色々な形の付箋があったり、メッセージを隠せるようなデザインの付箋など、色々なデザインを見かけることができます。
使って自慢したい!斬新なデザインの文房具をご紹介!
文房具は文房具専門店だけではなく、ドラッグストアや100均ショップなど、いつでもどこでも購入することができるものとなりました。
いつも身近にあるものだからこそ、こだわって文房具を選ぶ人も多いのです。
デザイン文房具の中から、「これ、何に使うの?」と思ってしまうような斬新なデザインの文房具をご紹介します。
その斬新さに虜になる方も、もしくはもう虜になっている方もいるのではないでしょうか。
ZERO PENNE(手帳用ボールペン)

取引先での打ち合わせの時に、ノートはあるのにペンが見当たらないなんていう経験はないでしょうか。
ノートにペンを挟んで持ち歩いていても、知らないうちにペンが落ちてなくなっていることもあるでしょう。
またペンについているクリップをとめても、ノートが膨らんでしまい、不格好になってしまいます。
そういう時に適しているのが、このボールペン。
薄いうえに、ホールド力が高いクリップのおかげで、ノートから落ちてしまう心配はありません。
さらにこのボールペン、ノック不要の2色ボールペン。
平たいフォルムですが、使うと自然に手になじんでしまうほどの使いやすさ。
一見、ペンのキャップがないので2色同時に書かれてしまうのかと思われますが、ペン先を垂直にして使用しない以上、2色同時に書かれてしまうことはありません。
パッとノートを開いて、すぐに使えるストレス0のボールペンです。
WEMO(ウェアラブルメモ)

「これはどうやって使用するの?」と思われている方もいるのではないでしょうか。
これは手首に巻いて使うメモです。
看護師の方が、患者さんの血圧や容体などの状況を手にボールペンでメモしていた姿から、このウェアラブルメモを考案されました。
看護師以外でも、メモをする必要に迫られた時に、泣く泣く手にボールペンでメモをしたという経験はあると思います。
手にボールペンで書いたとしても、なかなかインクが落ちなかったり、にじんでしまって何を書いたかもわからないということもあったでしょう。
しかし、これはシリコン素材でできていて、ボールペンで書いたとしても消しゴムや指で消すことができます。
また、水に濡れてもにじむことはなく、なめらかな書き心地で何度も使うことができるのです。
今までこんな斬新なデザインのメモはありませんでした。
このシリコン素材を使って、手首に巻くバンドタイプだけではなく、スマートフォン用のケースなども作られているようです。
OMOSHIROI BLOCK SHAPE (メモパッド)
このメモパッド、一見するとカラフルな色のメモパッドにしか見えませんが、上から一枚一枚使うことで、日本で有名な建築物や情景が浮かび上がる粋なデザインとなっています。
実はこのメモパッドのお値段は1万円と文房具業界の中では大変高額なのですが、外国人観光客に人気があるといいます。
メモとしても使うことができて、使うごとに日本で見た思い出がよみがえるのであれば、安いのかもしれません。
メモパッドとして使い終わっても、今度はインテリアとして存在感のあるものとなるのではないでしょうか。
こんな文房具見たことない!斬新な文房具のデザインとは まとめ
いつも身近にある存在だからこそ、大切に使いたいのが文房具。
機能だけではなく、デザイン性に富んだお気に入りの文房具を見つけてみてはいかがでしょうか。