この記事では、WEBメディアのロゴデザインをまとめて紹介します。
最新のニュースやエンタメ、興味がある分野のまとめ記事など、朝の通勤時間や休日のちょっとした時間にWEBメディアを利用している方も多いのではないでしょうか。
「WEBメディア」と一口に言っても、その種類はとても豊富。
読者を集めるうえで、そのロゴデザインにも思いや戦略が詰まっているはずです。
今回まとめたのは以下の4つのロゴです。
- All About
- グノシー
- MERY
- LIG
①All About
画像引用元:All About|ロゴに込めた想い
日本最大級の総合情報サイト、All About。
様々なジャンルを扱い、ビジネスにおいてもライフスタイルにおいても多くの人から選ばれているWEBメディアです。
多くの人から愛される「身近で」「フレンドリーな」メディアになりたいという思いを込めて制作されたこのロゴは、丸みが強調されたシンプルなデザイン。
フォントには細身のサンセリフ体を使っています。
正円に沿ったカーブで、柔らかくカジュアルな印象を与えています。
ロゴの象徴となる赤い円は、専門家をはじめとする多くの個人の情熱を表現しているそうです。
②グノシー
画像引用元:独身専門の習い事サイト「アローハ」メディア掲載
グノシーは、ユーザーのニーズにマッチした記事を1日1回配信するパーソナルマガジン型のWEBメディアです。
企業名はギリシャ語の「Gnosis(知識)」が由来だそうです。
「you(あなた)」を意味する“u”を入れることで、「あなたに知識を届ける」という思いを込めて命名されました。
ロゴマークは紙ヒコーキの形をしていて、四角形と直線をあしらい新聞のようになっています。
配色もピンク・水色を使用し、親しみが持てるポップなデザインです。
一方で、フォントでは英字新聞のようなオールド感のあるセリフ体を使うことで、「伝統的」「信頼」など落ち着いた印象を与えます。
次世代の新聞を目指す、グノシーのイメージにぴったりなマークですね。
参考:タネタン・THE BRIDGE
③MERY
画像引用元:monopo
20代前後の女性から大人気のMERY。
ファッションやメイクから、旅行やグルメに関する記事まで、おしゃれな女の子が好きそうな情報をメインに配信しているWEBメディアです。
ロゴは、WEBサービスというよりまるでファッションブランドのような雰囲気のデザイン。
スタンプで押されたようなかすれ具合のひつじマークが女心をくすぐりますね。
フォントは、やや縦長のシンプルなセリフ体で、スタイリッシュでありながらどこか温かみを感じるデザインになっています。
参考:monopo・takayaohta
④LIG
画像引用元:LIG
WEB業界で働く人たちに向けたコンテンツを中心に、様々な情報を発信しているLIG。
もともとはWEB制作会社でしたが、メディア運営にも事業を拡大させてきました。
他のWEBメディアに比べ、エンタメ要素が強いのがLIGの特長です。
企業名のLIGは「Life is Good」の略。
「Life is Goodな事業であれば何でもやる」という理念を掲げているそうです。
フォントは太字のサンセリフ体で、シンプルで力強い印象を受けます。
笑っている人の顔(目と鼻)をイメージしてデザインされたそうです。
また、Iの文字を短くすることで、会社や社員の成長の伸びしろを表現しています。
ただの黒に見えるこの色ですが、実はカラーコードが「#200706」で、LIGの創業年を表しているとのことです。
たくさんの「遊び」が隠された、LIGらしい企業ロゴです。
参考:LIG
WEBメディアのロゴをまとめて紹介 まとめ
WEBメディアのロゴも、ターゲットや企業の特長によってデザインが作られていました。
①All About | 丸みを強調した細身のサンセリフ体で、身近でフレンドリーな印象を与えるデザイン。 |
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②グノシー | 紙ヒコーキの形のロゴマークはポップで明るく、フォントは英字新聞のようなセリフ体。 |
③MERY | 20代女子ウケを狙った、ファッションブランドのような洗練されたデザイン。 |
④LIG | シンプルなロゴの中に、LIGならではの「遊び」が隠されている。 |
WEBメディア業界は比較的新しい業界なので、そのロゴデザインも定型的ではないものが多く、自由で新しい発想が取り入れられている印象を受けました。
ぜひ、参考にしてみてください。