デザイン作成

ロゴマークがダサく見えるWEBサイト3つの共通点

ロゴマークがダサく見えるWEBサイト3つの共通点

ロゴマークリニューアルに伴い、WEBサイトに掲載したものの、なんだか違和感を感じる…と戸惑っていませんか?

その原因はロゴマークだけでなく、他のデザインにもあるかもしれません。

WEBサイトのロゴマークに違和感を感じたら、ぜひ以下のポイントを確認してみてください。

ロゴは掲載するだけではかっこよく見えない

どんなにデザイン性に優れたロゴマークであっても、見せ方によってはとてもかっこ悪く見えてしまうことも。

これにはさまざまな原因が考えられます。

ここでは主な原因についてご紹介しますので、自社のWEBサイトのデザインを今一度見直してみてください。

1.WEBサイトのデザインがロゴに合っていない

WEBサイトのデザインががロゴマークのテイストと違っていると、見え方が不自然になるかもしれません。

例えば子ども向けのかわいいサイトデザインになっているのに、ロゴマークは尖ったテイストのものだと、見る人は違和感を感じるかもしれません。

「ギャップがいいんだ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、ギャップとは作成段階から計算されて初めて成り立つものです。

WEBサイトのデザインを考えずにロゴを作成した結果、テイストの違うものになってしまったなど、計算されずに生まれたギャップは、あまり好まれない傾向にあります。

ホームページで掲示している場合は、ロゴマークの変更に合わせてサイトリニューアルを行うのがいいかもしれません。

難しい場合は現状のWEBサイトのデザインも加味した上で、ロゴマークを作成するのがよいでしょう。

2.データ形式が合っていない

ロゴマークに限らず、WEBサイトに掲載するバナーやアイコンには、それぞれ適したデータ形式があります。

例えば背景に使用する写真などはjpgが、アイコンにはpngが適していると言われています。

もちろん使用するデータによって異なりますが、それぞれどのようなデータ形式が必要なのかについては、事前にデザイナーに相談しておくのが良いでしょう。

ロゴマークの場合、gifまたはpng形式のものがよく使用されます。

どちらがいいかはロゴデザイナーだけでなく、WEBのデザイン担当者にも確認の上、決めるのが良いでしょう。

3.サイズが合っていない

ロゴマークの見せ方に応じたサイズのものを使わないと、うまく表示されなかったりボケてしまったりする恐れがあります。

またサイズが大きすぎると、サイト自体の表示速度に関わることも。

表示速度は検索順位を左右する重要な要素です。

表示速度が遅いと、検索順位が落ちてしまうと言われているため、できるだけ適正サイズのロゴマークを用意するようにしましょう。

デザイナーに用途を伝えておこう

こうした失敗を防ぐために大切なのは、作成の時点でロゴデザイナーに用途を伝えておくことです。

デザイン作成の際は会社の姿勢や思いだけでなく、ロゴマークがどのように使われるのかも大きなポイントになります。

優秀なデザイナーなら、用途に合った使いやすいロゴマークを提案してくれるでしょう。

そのため、事前にWEBサイトでも使用することを伝えておけば、それを加味した使いやすいロゴデザインを作ってくれるはずです。

また、現在WEBサイトがないが、いつか作るかもしれないという場合も、伝えておくのが安心です。

WEBサイトに掲載するかどうかは、金額にはそれほど反映されません。

利用する可能性があるなら、事前に伝えておくことをお勧めします。

WEBサイトにロゴマークを掲示する際に知っておきたい◯つのポイント

WEBサイト担当者の中には、インターネットやデザインについて専門的な知識を持たない人もいらっしゃるでしょう。

そうした方にもぜひ知っておいていただきたい、ロゴマークに関する基本情報についてご紹介しましょう。

1.縦横比は変えない

ロゴマークには決められた縦横比があります。

それを無視してトリミングしたり変形させてしまうと、ロゴマーク本来の良さが消えてしまいます。

会社の顔であるロゴマークを生かすためにも、WEBサイトに際は縦横比を変えずに掲載しましょう。

2.シンボルマークとロゴタイプについて知ろう

ロゴマークは「シンボルマーク」と「ロゴタイプ」という2種類から成り立ちます。

シンボルマークとはイラスト部分のことを、ロゴタイプとは会社名など文字部分を指します。

ロゴ依頼の前に知っておきたい!シンボルマーク・ロゴタイプ・ロゴマークの違いロゴには種類があることを知っていますか? これを知っていれば、ロゴを依頼するときに希望の形をデザイナーに伝えられるので便利です! ...

WEBサイトの場合、場所によってセットで使用するのか、シンボルマークだけにするのかを検討したほうが良いでしょう。

例えばアイコンとして使用する場合は、シンボルマークだけのほうがスッキリした印象になります。

また文字を掲載すると潰れて読めなくなる恐れがあるため、デザイン的にあまりかっこいいものとは言えなくなってしまうのです。

ただし、ロゴガイドラインによってセットでの使用しか認められていない場合はそのとおりにしか使用できませんのでご注意ください。

ロゴマークがダサく見えるWEBサイト3つの共通点 まとめ

WEBサイト内でロゴマークを使用することをお考えであれば、作成段階からデザイナーにその旨を伝えておく必要があります。

その上で使い方に注意すれば、ロゴマーク本来の良さが発揮されるはずです。

またロゴリニューアルに合わせてWEBサイト全体をリニューアルするのもいいでしょう。

ロゴマーク作成の際は、ぜひ一度検討してみてください。