Webクリエイターやデザイナーにとって、今では常識の「ジェネレーター」ですが、皆さんは「ジェネレーター」という言葉を知っていますか?
「ジェネレーター」という言葉を知らなくても、きっと、知らず知らずのうちに使っているものもあるのではないかと思います。
今回は、この「ジェネレーター」について、色々な例を挙げて説明していきましょう。
ジェネレーターって何?
一般的に「ジェネレーター」という言葉は、英語の「generate(生成する)」という言葉から派生し、「発電機」という意味で使われています。
しかし、Webやデザインの世界において「ジェネレーター」とは、Webサイト上で入力や登録した内容に基づいて、自動的に作成されるプログラムのことをいいます。
つまり、一から作成することなく入力や登録するだけで自動的に作成されてしまうWeb制作の便利ツールなのです。
ジェネレーターにはさまざまな種類があり、Webクリエイターが使用するものであれば、コーディング作業などのジェネレーターがあります。
ここではさらに、Webクリエイターやデザイナーではなくても簡単に扱える、で面白いジェネレーターを紹介します。
幕末古写真ジェネレーター
どんな画像も、まるで幕末に撮られたかのようなモノクロ写真に返信させてくれるジェネレーターです。
手持ちの写真をアップするだけで、このように古風な写真が出来上がります。
雰囲気を出したいときや、加工したいけれどややこしい編集はしたくないという方におすすめです。
ビオレママ顔メーカー3
花王株式会社の「ビオレu」のキャラクター「ビオレママ」風の似顔絵を作成できるジェネレーターです。
自分だけでなく、家族全員のビオレママ顔キャラクターも作ることができます。
作り方は簡単。自分や家族の顔や身体に似たパーツをひとつ1つ選んでいくだけで、自分や家族に似た似顔絵が作成できます。
ビオレママとあるので、女性だけかと思われがちですが、ビオレパパや子ども、赤ちゃんバージョンもあり、誰でも簡単に楽しく似顔絵を作ることができます。
このビオレママ顔メーカーで作成した似顔絵画像はダウンロードすることもできるので、SNSのアイコンにするのもおすすめです。
さらに、「ビオレママ顔メーカー3」で作った似顔絵で絵本まで作ることができてしまうので、ぜひ試してみてください。
Canva
会社やサークルなどでフライヤーやポスターを作りたいけれど、デザイン会社へ頼むほどのことはしたくない。でも自分でデザインするのは難しい…。
そういう時に、簡単にフライヤーやポスターを作ることができるのが「Canva」というジェネレーターです。
色々な種類のテンプレートがたくさんあるので、画像を用意していなくても簡単に作成することができます。
このCanvaで作成後は、印刷したり、ダウンロードしてSNSなどへ投稿することも可能です。
有料で利用できるプランもありますが、無料でも十分楽しめます。有料プランは30日間無料で利用できるので、一度試してみたい人も利用しやすいかもしれませんね。
ジェネレーターって何? まとめ
ジェネレーターはWebクリエイターやデザイナーだけが使うものではありません。
Web製作やデザインの知識がない方でも、簡単にオリジナルのロゴやアイコン、アバターなどが作成できる便利ツールです。
このジェネレータを上手く活用して、自分のホームページを作成する以外にも、会社のロゴやフライヤーなどを作成することもできます。
また、面白いジェネレーターの中には、今回ご紹介したもの以外にも、テレビやアニメで流行ったネタをもとに作られたものもあるので、遊べるコンテンツとしても利用できるでしょう。
ネットではたくさんのジェネレーターがありますので、ぜひ試してみて、自分に合ったものを探してみてください。