店舗集客のためにSNSを行っているものの、なかなか目に見える成果が現れず困っていませんか?
そんな時に見直してみたいのがアートの力です。
印象的なアートはSNSで映えるだけではなく、「実際に足を運んで写真を撮りたい」「こんな素敵なお店なら行ってみたい」など、来店のトリガーになることも少なくありません。
とはいえ、どのようなアートを取り入れていいのかわからないという人も多いでしょう。
ここでは特に黒板アートと壁紙アートに焦点を置き、お客様が自ら足を運んで写真を取りたくなるような、SNS映えするデザインのポイントについてご紹介します。
目次
SNS映えも狙える!黒板アートデザイン
店舗内のメニュー表示やインテリアなどに黒板を利用している店舗が増えています。
実際は黒板ではないものの、似たような雰囲気のインテリアを採用し、そこにメニューを載せている店舗もあるようです。
こうした中で注目されているのが「黒板アート」です。
黒板アートとはその名の通り、黒板を使ってさまざまな表現を施したものです。
黒板アートといわれて学生の作品を思い出す方もいらっしゃるかもしれませんが、店舗のものとは少し異なります。
店舗販促やインテリアのための黒板アートのコツ
「黒板アートで集客力アップできるって本当!?その理由と参考にしたい事例紹介」では、集客のための黒板アートのポイントや、参考にしたい事例をいくつかご紹介しました。
その中で、集客や店舗インテリアとしての黒板アートのコツを、用途別に取り上げています。
・スタンド看板は最低限の色数で必要な情報を伝える
・メニューボードは余白を大事に、イラストはモチーフを揃えて
・インテリアとしての黒板アートは季節感を出して店舗コンセプトに合ったものを
スタンド看板のポイント
先程ご紹介したとおり、スタンド看板は入店を検討するかどうかの材料になるアイテムです。
そのため店舗名やメニュー、営業時間などを記載する他、ひと目である程度店舗の情報がわかるようにすることも大切です。
多くの人が、歩きながらスタンド看板を見ますよね。
通り過ぎる一瞬の間にある程度情報がつかめないと、お客様も入店しづらいでしょう。
そのため、使用する色は多くても4色程度にして、フォントサイズで強弱を付けるなどの工夫を行いましょう。
メニューボードのポイント
一方、メニューボードには端からぎっしり書くのではなく、余白を大切にして見やすさを重視しましょう。
またイラストを入れる時は、それぞれモチーフが変わらないよう、あらかじめ方向性を決めておくことも大切です。
インテリア目的の黒板アートのポイント
InstagramなどのSNSで反響を呼びやすいのがこの黒板アートです。
インテリアを目的としているので、色数に制限はありません。
お店のコンセプトに合わせた内容にすることはもちろん、話題性を誘うためにも、季節ごとにデザインを変えるのがおすすめです。
その他にも「黒板アートで集客力アップできるって本当!?その理由と参考にしたい事例紹介」では、基本的な内容や参考にした事例についてご紹介しています。
すでに導入されている方はもちろん、これから取り入れていきたい方もぜひ参考にしてみてください。

撮影のために訪れる人も!壁紙アートによる集客
もっと大きなアート作品を取り入れて集客につなげたいという人は、壁紙アートを取り入れてみてはいかがでしょうか。
壁紙アートは近年、匿名のストリートアーティスト「バンクシー」の登場によっても注目されるようになりました。
海外では、かねてから壁画アートはそこここに描かれていましたが、近年はSNSで大きな話題を呼ぶこともあり、販促のために使用される例が増えています。
壁画アートを描くことで期待されるポイントはご覧のとおりです。
ブランド力アップ
壁画アートを活用すれば、ブランドのイメージを視覚的に伝えることができます。
象徴的なのが、かつて原宿の観光案内所「MOSHI MOSHI BOX 原宿観光案内所」に設置されたポップな世界時計ではないでしょうか。
増田セバスチャン氏によってデザインされた、原宿を象徴するようなポップなデザインは、日本の観光名所のひとつとされ、世界的にもSNSで話題となりました。
コンセプトやブランドイメージを大切にしている場合、それを壁画アートに反映することで、まだ入店したことのない人たちにお店の雰囲気を伝えることができます。
また店舗の外ということもあり、だれでも撮影できることから、SNSにアップされる確率も高くなるでしょう。
こうして不特定多数の人達によってSNSにアップされることで、お店のブランドコンセプトがより多くの人に伝わりやすくなるのです。
話題力アップで集客に
話題性という意味で、特に有名なのが翼の壁画アートです。
その前に立って写真を撮ると、まるで翼が生えているように見えることから、SNSで大きな話題となりました。
日本でもこうした「翼の壁画アート」はさまざまな場所で見られ、SNSにも多く投稿されています。
海外でも同じようにSNS上で話題となっていることから、話題性という意味では大きな力を持っていると行っても良いでしょう。
また先程述べたバンクシーも、SNSによって爆発的に知られることになった人物の一人です。
もともと2000年代から世界的に知られてはいましたが、特に若い層はSNSによって彼の存在を知った人が多いようです。
このように、壁画はSNSとの親和性が高いため、話題に上がりやすく、また集客しやすいのです。
「アートに宿る無限の可能性を信じて。壁画アートで集客力アップを!」では、その他にも参考にしたい海外や国内の壁画アートについてご紹介しています。
壁画アートを取り入れたいものの、どんなデザインがいいのかわからないという方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

店舗運営者必見!集客に活躍してくれるSNSで映える黒板・壁紙アートの話 まとめ
写真だけでも強い印象を相手に与えることができる黒板アートと壁画アート。
実際に自分の目で見てみると、そこから得られる感動はさらに大きなものとなるでしょう。
こうしたアートの力を借りることで、SNSやメディアなどでうまく販促を図ることができます。
SNS販促にお悩みの方はもちろん、店舗のコンセプトをより多くの人に知ってもらいたいという方も、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。