経営している店舗の集客を上げたいけれど、何から初めていいかわからない…とお悩みではありませんか?
デザインのコト。ではこれまでデザインの観点から、店舗の集客や販促につながるさまざまな情報をご紹介してまいりました。
今回はこうした情報の中から、インテリアや空間デザインに焦点を絞り、お客様がつい足を運びたくなるポイントをご紹介します。
目次
素敵なカフェのインテリアデザインとは?
料理やコーヒーなど飲食物のおいしさだけでなく、雰囲気も重視されることの多いカフェ。
そのためインテリアや空間デザインにはしっかり力を入れたいですよね。
「どんなタイプがある?カフェのインテリアデザイン」では、カフェの内装に関する注意点やインテリアデザインの種類などについてご紹介しました。
カフェのデザインは大きく3つに分けられます。
ナチュラル系のポイントは、なんと言っても自然派の世界観を作り出すこと。
フローリングやレンガ、タイルなどにこだわるのはもちろん、植物や生花を飾ることで、自然の中にできたカントリー風のイメージを想起させることが大切です。
一方スケルトン系は、打ちっぱなしのコンクリートや丸見えの配管など、本来隠す部分をあえて見せることでおしゃれさを出すインテリアを指します。
飾り気のない照明や壁紙など、とにかくシンプルな雰囲気を出すことが大切です。
ただしスケルトン系はその構造から、空調が聞きにくくなるなどランニングコストが余計にかかってしまうこともあるようです。
またアンティーク系は、レトロな世界観を出すことが大切なインテリア。
ただし、アンティークといってもどの時代のレトロ感を演出するのかを事前に決めておかないと、アイテムに統一感がなくなることもあります。
せぴあからーなど、いわゆるレトロ感を感じさせる色を使いながら、うまくデザインすることが大切です。
その他「どんなタイプがある?カフェのインテリアデザイン」では、インテリアデザインの際の注意点についても触れています。
これからカフェを始めようと思っている方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
トレンドを掴んだ壁紙で居心地のいい空間を!
インテリアデザインを考える上で大切なアイテムのひとつに「壁紙」があります。
壁紙はお店の雰囲気を左右する重要な要素です。
お店の方向性とともに、トレンドのインテリアスタイルを考慮した上で、どの壁紙を使用するのか決定する必要があります。
「店舗におすすめ!トレンドのスタイルに合う壁紙デザイン(2020年版)」では2020年のカラートレンドと、近年のインテリアデザインの傾向などを加味した上で、注目したい壁紙カラーについてご紹介しています。
日本でここ数年ブームになっているのが、以下2つのインテリアスタイルです。
ブルックリンスタイルとは古い倉庫や店舗をリユースし他スタイルのこと。
レンガやビンテージ家具、鉄などをキーアイテムとして、店舗の雰囲気作りをするのがおすすめです。
一方、ジャパンディスタイルとは日本の禅やわびさび、そして北欧のシンプルさやミニマリズムをかけ合わせたものです。
モダンで直線的なデザインを始め、自然素材を使うこと、またグレーや白を多用することで、ジャパンディスタイルを作り上げることができます。
「店舗におすすめ!トレンドのスタイルに合う壁紙デザイン(2020年版)」では2020年に取り入れたいカラーについてもご紹介しています。
壁紙の張替えを検討されている方は是非チェックしてみてください。
タイルを使って素敵な空間を演出!
インテリアを左右するアイテムとして、もう一つポイントになるのがタイルです。
タイルは壁や床に貼るだけではなく、インテリアのポイントとして使用することもできます。
実はタイルデザインは生産国の影響を非常に受けやすいことをご存知ですか?
例えばポルトガルでは、タイルに歴史や文化、伝説などが描かれることが伝統となっています。
幾何学模様が流行った年もあれば、シンプルな年もあるなど、時代の移り変わりとともにデザインの傾向が変化しているのもポルトガルの特徴と言えます。
一方モロッコでは、細かくカットした7色のタイルを使って幾何学模様を作り出すのが一般的です。
このようにタイルは、同じ素材でできていても、使い方や配置の仕方によって、さまざまな表現が可能になるのです。
「進化するタイルで空間にアクセントを!タイルの歴史と販促に使える活用術」ではその他にも、インテリアに採用したいタイル活用術などについてもご紹介しています。
香りも大切!おしゃれなお香・お香立て
空間をデザインするのは、目に見えるものだけではありません。
香りもまた、空間デザインには欠かせない要素のひとつです。
実は五感の中でも、嗅覚は感情に直接伝わる唯一の感覚だということが分かっています。
また記憶にも残りやすいため、「香りの良かったあのお店ってどこだったかな…」など、お客様にリピートしてもらうためにも重要な要素だと言えるのです。
香りにはさまざまな種類があり、それぞれ効果も異なります。
例えばリラックスできる場を提供したいなら、ラベンダーやローズ、イランイランなどの香りが良いとされています。
一方、元気を出したいときにはグレープフルーツやジャスミンなどの香りが良いようです。
店舗のコンセプトに合わせて香りを選ぶことで、お客様がまた足を運びたくなる空間デザインを演出しましょう。
つい行きたくなるインテリア・空間デザインのポイント全情報 まとめ
店舗インテリアや空間デザインは集客に大きな影響を及ぼします。
お客様がまた行きたくなる店舗を作るためには、今回ご紹介したポイントを押さえ、素敵庵空間作りに取り組んでみるのがいいかもしれません。
ご紹介した各記事では、より細かな情報をご紹介しています。
ぜひ店舗デザインや販促の際の参考にしてくださいね。